記憶にございません!のレビュー・感想・評価
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理想論でも理想が無いよりいいじゃないか!
石をぶつけられて記憶を無くした総理が政治のいろはも忘れてしまい、それでも前向きに取り組んでいくストーリー。
全く何も知らない素人の方がシンプルに物事を考えられて本質が見えてくる事ってあると思う。
以前観たドラマ「民王」に少し似てるなーと思いつつ、最後のオチに少しほっこりした。
所々笑える場面は三谷監督の良さと俳優さんの良さが楽しめる。
特に主演の中井貴一さんの演技は丁寧で素敵でした。
三谷さん
期待を裏切らず演技が上手い
コレが評価されてちゃ日本の政治もよくならんわな。
人生ワースト。
観客なめすぎ、政治なめすぎ、コメディなめすぎ。
でも面白いって言われてあまやかされちゃうんだからしかたないか。
そもそも記憶喪失ものは、記憶喪失前とその後のギャップが醍醐味なわけで、記憶喪失前を観客にまともに提示しないでホントに記憶にございませんって感じだから設定で笑いが起きそうなところつまりフリを全部捨ててるのといっしょ。
「コメディだから、リアリティーラインは気にしないで」って、意見もあるけど、記憶喪失ってシチュエーションでコメディ作るならある程度のリアリティーラインたもった方が絶対その面白さうまれるよね。
野党に言及されて、「記憶にございません」ってセリフ言うことでよけい叩かれるけど、本人は本当に記憶に無いってシーンをなぜ入れれないのだろう。
内容もめちゃくちゃ。特に「支持率なんか気にしないで」ってセリフが度々でてくるがとにかく不快。もちろん、増税等で国民に負担を強いる政策をうつ必要がありそれにより反感を買うケースもあるだろうが、基本的に政治家は国民に選ばれて初めてなれる職業で、国民が何を求めてるか国には何が必要かを考える仕事の癖に、それを無視することを奨めるってなめてんの?
耳たぶがノイズだとか、不倫の写真が不倫に見えないとか、アメリカンチェリーと佐藤錦の違いもわかんねぇのかとか、官房長官の退任の理由がおもんないとか、てめぇの不倫ふくめた悪行はおとがめなしかよとか、公民教えてなにになるんだとか、石ぶつけといて無実かよとか
山ほど言いたいことあるけどきりないわ。
せめて、
記憶喪失前の失態・悪行をちゃんと描いたうえで、記憶喪失後に元の自分に嫌悪し、最初に掲げてたマニュフェスト実現にむけて進むって話しつくって、現職の総理大臣試写会に呼んで、「観に覚えありますか?」って聞いて「記憶にございません」って言わせてくれ。
記憶にございません!!
三谷×中井×コメディ
有働由美子と山口崇、わかんなかったー!
オールスター戦の監督
面白かった(*´艸`*)
ここ最近の三谷作品の中で一番好きかもですw
■自然な笑いを引き出すのが上手い
思いがけないタイミングで笑わせられてしまい、何度もぷっと吹き出してしまいました。
つまり、わざとらしさがなく上手いのです。
■少々無理があるけど
記憶喪失前があまりにも酷すぎたので、記憶喪失後の善人っぷりが、
あまりにも無理があるようなw
途中で記憶戻ってたみたいだけど、人間そうそう変われんような・・(;^_^A
細かい所は気にするな!!・・コメディなんだからww
うん。そうだよねw
■小池栄子さんが大好き!!!
女優に転身してからの小池栄子さんは素晴らしいものがありますね!
総理の奥さんの代役で踊るシーンや、モップ持って去っていくシーンとか
小気味良い演技に目が釘付けになりました♡
彼女が出てくるたびに何か期待している自分がいましたw
中井貴一さんが主演と分かっておりますが私の中では
小池栄子さんが一番光ってました☆彡
■政治を甘く見るなw
金と権力に目がない悪徳政治家ばかり出てきて日本の未来が心配ですw
まともな人も出しましょうw
一番まともだったのが恩師の教師だけw
■とにかくキャストが豪華!!
ほとんど大物俳優ぞろい!!! どんだけギャラ積んでるんでしょうw
ちょい役で田中圭さんとか、贅沢すぎ♡
でも素晴らしい作品に仕上がっていましたね!
最後の方はほっこりする場面もあり満足の映画です。
やはり
中井貴一サン!
三谷幸喜節炸裂のTHE喜劇
歴代最悪の内閣総理大臣と揶揄される黒田啓介は演説中に群衆から投げ込まれた石が頭部に命中し、一切の記憶を失くしてしまった。
右も左もわからない中で家族の問題、厄介な政敵の存在、自身発案の内容のわからない謎の政策などに苛まれ、優秀の秘書の面々のサポートを受けながら、真摯な政治家として生まれ変わる姿を描いた三谷幸喜節炸裂の政治コメディ。
記憶喪失の元悪徳政治家をオドオドと惚けた様子で演じつつ、チンピラまがいの態度での演説や記憶喪失の中にも垣間見える有無も言わさぬ雰囲気など弱気と強気の演じ分けが抜群な中井貴一の好演が光る今作。
佐藤浩一をはじめとしたお馴染みの三谷組に加え、ディーンフジオカなどの新参などを交えた新旧オールキャストで三谷作品特有の誰が出てくるかわからないワクワク感を楽しめる作品に仕上がっていた。
酷評の嵐とメインビジュアルの時点でどうしても手を出す気になれず敬遠してしまった前作から一転した王道的三谷幸喜作品。
合併しましょうと言いながら合体しようとする吉田羊がツボだった笑。
インパクト強い題材と、役者の演技力で魅せる作品
日本の最低支持率の総理大臣が急遽記憶喪失になるというかなり大胆な設定からの物語の発展と、名役者の演技力で場を繋いでいくのを楽しむ作品。
正直、ストーリーはというと子供の夢をそのまま叶えてみました、みたいなご都合主義満載の展開で、細かい所が気になるような人には全く受け付けないと思う。
やることなすことが全て良い方に繋がっていくので、観ていて気持ち良くはなるのだが、どんな逆風が吹いても、後半はしらけてしまい危機感を持てない部分が映画的には少し残念だった。
国を変えるなんていう大きな目的とバカバカしいコメディの融合がひとつのテーマではあると思うが、引っ張り合い的にはどちらも中途半端。
国の改革部分ではコメディらしからぬ意外に思わず考えてしまうような真面目な部分もあるのだが、問題提起だけで結局ご都合主義の展開にあやふやにされてしまう。
コメディ部分では三谷幸喜が好きそうな笑いだなというのが随所には見られるのだが、昔あれほど笑い転げた破壊力は見られず、どうにも印象に薄い。
けれどもやっぱり総理大臣記憶喪失という始まりのインパクトが強すぎるので、展開が気になって最後まで楽しく観れたし、主役はもちろん、脇を固める渋い俳優陣が活きていた映画だった。
三谷色抑えめながら笑える良作
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