記憶にございません!のレビュー・感想・評価
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オリジナル脚本に拍手
原作なしのオリジナル脚本が貴重になってしまったこのご時世。こういう作品を待ってました!
若手イケメン俳優や人気女優に頼りがちな映画業界だけど、今回はそういうキャスティングは皆無。ベテラン俳優の持ち味を存分に堪能できるキャスティングが素晴らしい!みんながはまり役って感じで、それが心地よい。でもそれだけじゃなくて、ちゃんとオリジナリティのある役者さんも使っていましたよ!
内容は予想のできる内容ですが、笑いありちょっと感動ありで飽きることなく進みます。観終わったときに明るい気持ちになれる映画でした。三谷作品の中では、かなり万人受けする作品だと思います。
コメディができる俳優、全員集合!
初期の三谷映画のような展開の意外性は少なかったが、小ネタでしっかり笑わせてくれて、少しハートウォーミングな良質コメディ。
記憶喪失を隠すために周囲が右往左往するドタバタだと吉本新喜劇だが、本人の対応と、それを受けて誤魔化される相手の様で笑わせるアイディアに、三谷幸喜のセンスが光っている。
その中で、本人の気づきと周りの目覚めを描いて、結末は心地よい。
三谷作品には役者が揃うから、脇役陣はみな芸達者だが、なにより主演の中井貴一がこの配役しかないだろうと思わせる説得力。
元々、コメディアンとして比類なき才能を持つ俳優。期待にたがわぬ演じぶりだった。
ディーン・フジオカだけが終始二枚目で、コントではない物語を進行させる役割になっているのもいい。
政治ネタの実事件を連想させても、政権批判の意図はなく、ありそうだと思わせるための材料として挿入している感じだ。
一番好きな会話…
「へぇ、総理夫人なると何でもできちゃうんだね…」
「できません!」
笑えない
これ、面白いですか?私は笑うところがまったくなかったです。出演俳優・女優の演技が安定しているので星は2つですが、三谷さんのコメディー映画としては最低、星無しです。テレビ放送の映画枠で十分、映画館に行って損した気分。ところで、あれが有働さんだったことにビックリ。
コメディというよりは、風刺映画ですね
記憶をなくした総理大臣が主人公の政界コメディ。
今の金カネカネの政治家は、記憶喪失でもしないと真面な政治が出来ないという風刺映画として楽しませてもらいました。気楽に楽しめたので合格点ではないでしょうか?
老若男女楽しめる三谷喜劇
この作品は日曜や祝日の日中はお勧めできない
大盛況で人がやたら多く窮屈だ
他人の足を踏んでも平気な人ならいいが僕は嫌だ
幅広い人に楽しんでもらえる反面薄味
脚本もたいしたことがない
毒にも薬にもならない
政治を扱ったコメディー映画といえばジェームス三木監督の『善人の条件』
政治ジャンルの邦画では最高傑作だと個人的には思うがそれと比較するとかなり物足りない
周りの中高年の皆さんは終始笑っていたから世間一般的には面白いと思う
1000円から1300円なら損した気分にはならないはず
三谷監督は世田谷出身のお坊ちゃんだから笑いのセンスも上品なのかもしれない
木梨憲武は下品だけど
個人的には最近観た『かぐや様は告らせたい』の方が笑える
笑いのツボは人それぞれだから議論するだけ無駄
美男美女が多いが平均年齢が高い
若いのは主人公の息子役の濱田くんくらいか
SPに憧れる警察官役の田中圭
北海道の稚内に飛ばされるが警視庁なら北海道に飛ばされることはないはずだが
道警から出張して交番勤務していたのかな
なぜか1人だけクールビズの財務大臣役小林隆がいい味を出している
ずんの飯尾が外務大臣役として出演
『引っ越し大名』にも出ていたがここでも彼の面白さが生かされていない
耳がでかいのは飯尾のセンスではなく三谷監督のアイディアだろう
ギャグの一つでもやらせてあげてもいいのに
昔の忍者映画でルーキー新一が「いやーんいやーん」とやっていたしそのくらいの温情があっても
そうじゃないならお笑い芸人を起用する意味がない
それをいうなら戦メリでたけしがコマネチやっていたかと言われたら反論できないが
石田ゆり子演じる総理大臣夫人の代役で踊る羽目になった秘書役の小池栄子
ダンスが上手い人が芝居で上手に下手に踊るというのはなかなか難しいらしい
その昔日本舞踊の先生でもあった東千代之介が踊りが下手くそな侍を演じて苦労したらしいが彼女も大変だったはずだ
グラビアの仕事を卒業して女優になりたがる人はたくさんいるが誰もが小池栄子のようになれるわけではない
お手伝いさん役の斉藤由貴が可愛い
特にパジャマ姿が
年上で可愛いと感じるのは彼女くらいだ
不倫騒動でも仕事が減らないのは現場から愛されている証拠
誰にも優しく接するんだろう
天海祐希が出ていたらしいが中井貴一扮する黒田総理を手伝うキャディの役で出ていたみたいだ
キャディといえばフリーライター役の佐藤浩市もキャディに扮していたが化粧までする必要はない
主人公の先生役を演じた山口崇が顔中シミだらけでタイムショック
もう80すぎなんですね
それを思えば若い若い
あと個人的に上手いと思ったのは通訳役の宮澤エマ
たしかにこういう人はいるしリアルである
本人かと思ったが違うようである
終盤はオチが弱くなんか尻窄みになってしまった感がある
それが残念
だが新聞記者よりはかなりマシである
ニュースペーパーみたいに政治家をおちょくって民衆を笑わせてくれないと
でっち上げで恐怖を煽っても意味がない
映画で政治を扱うなら最低でもこうでなくちゃ
三谷映画の真骨頂
笑いと涙のランデブー、三谷映画の真骨頂。ライトな風刺を盛り込みながら、娯楽に仕上げている。どこまでもシリアスではなく、コミカル。しかし、この映画の良さを理解できる年代にギャップを感じる。30代以下には共感できない部分も多いかと。
三谷幸喜呆けたか
酷いな。
全然面白くもないし、セリフも変だし、ストーリーも無いに等しいし。
第二議事堂建設、とか、小学生時代の恩師に政治を教わるとか、議会中継で妻に愛を叫ぶとか、滑りまくりで、失笑すら出来ない。
最低最悪、三谷幸喜は晩節を汚しましたね。
二時間苦痛以外何物でも無い。
今年最低の映画でした。
期待通り
三谷幸喜の映画としては期待通りでした。B級コメディをのんびりと観ることが出来て大変満足です。テレビでCMを挟みつつ観れば十分でしたけど、それなりに笑えましたし。
レビューを見てたらシンゴジラが怪獣映画なのに風刺が効いてるとか言われてたのを思い出しました。
声出してこんなに笑ったのは初めて
比較的クールに鑑賞しがちな自分が劇場で声出してこんなに笑ったのは初めてかもというくらいツボにハマる三谷劇場の笑いに退屈しない2時間。三谷作品を慕い集結した豪華キャストも魅力だが、『え!この役この人だったんだ!』のエンドロールでわかる演出も憎い。3連休笑いで心が豊かになれる作品はいかがでしょう。
笑いが止まらない!
めちゃくちゃ面白かったです!!
ずっとクスクス笑ってました(^^)そしてたまにじーんとも。
この役を演じるのが中井貴一でよかったなと思いました。味わい深い演技でとっても素敵でした。脇を固める俳優陣もすごく良かった!特に小池栄子の存在感が光ってました。
これは観る価値アリ!ですよ(^^)
劣悪総理が善人に生まれ変わるドタバタコメディ
なにせ出オチ感が酷いので、中盤から失速する(正確には序盤がフルスロットル過ぎてそう感じるだけ)ような印象を受けますが、劇場内に笑いが巻き起こるほど、トンチンカンなやり取りが笑いを誘う楽しいコメディ作品です。
三谷幸喜作品らしく、笑顔でスッキリと終われる作品なので、日常に疲れた貴方の癒しにぜひ。
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