記憶にございません!のレビュー・感想・評価
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記憶をなくすのも悪くない?
たしかに記憶がなければ、経験に基づく偏見もない。
吸って浸っていたうまみも忘れてしまう。
記憶がなくなることは、アルツハイマー病などできれば避けたいこととして描かれることが多いなか、記憶に基づく行動が幸せであるという概念をひっくり返す。
脳みそを真っ新な状態にして、初心にかえって誠実に物事に挑むことの大切さを知るために、もしかしたら一度記憶をなくしてみるのも悪くないのかもしれない。
安定の三谷さん。
自分が大切だと感じるモノを大切にする行動の物語。
内容は、事故により記憶を無くした総理大臣が初心に戻り自分と政治・家族のあり方を模索する事を柱にしたコメディドラマ。好きな言葉は『誤解してました』で石を🪨投げて記憶障害の原因を作った人に感謝を述べるセリフです。素直に謝る総理大臣が全てに於いて人間関係や社会は端的に、こういう物だよなあと感じました。印象に残っているシーンは、映画の終盤で夜中キッチンで、家政婦役の斉藤由貴に泥棒と間違われフライパンで🍳頭を叩かれ全てを思い出したにも関わらず、思い留まり自分にとって周りにとって一体どんな自分でありたいのだろうと思いを巡らし、行動する所の中井貴一の演技が喜びと悲しみ苦しみと安心感と不安感が含まれた葛藤に満ちた動きが絶妙に表現されている所が好きです。三谷幸喜作品は、どの作品も定評があり好きです。現在NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人も観ていますが、前作の真田丸に負けず劣らず面白いです。表現や演出も少しづつでも進化していて、基本的に多重構造のドラマ作りには映像の楽しさを味わさしてもらっています。この記憶にございませんも政治に詳しくなくても楽しく、政治に詳しくても楽しめて奥の深いエンターテイメントだと感じました。
大事なのは真心!
期待はずれ
なんとなくみて楽しめた作品
面白かったけど
もはや時間を忘れていた
理想論でも理想が無いよりいいじゃないか!
三谷さん
期待を裏切らず演技が上手い
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