記憶にございません!のレビュー・感想・評価
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三谷幸喜の安定感
政治は、ぬるめの毒で良い・・役者の芸で見せりゃ良い・・・
首相官邸にバルコニーがある!!
このアイデアで最初から最後まで引っ張っていきましたね。
バルコニーに立った首相のオデコに、投石がぶつかって記憶喪失。
ラストの演説もバルコニー、有ってこその設定でしたね。
三谷幸喜監督のポリティカル・コメディ映画。
結構面白かったです。
クスクス笑いました。
総理夫人(石田ゆり子)が首相秘書官(ディーン・フジオカ)と
不倫している設定とか。
首相夫人ファーストのゴマスリテレビ番組とか、
影の総理みたいな官房長官(草刈正雄)
(ところで麻生太郎いつまでやるんかい!!)
野党第二党の党首(吉田羊)と首相の不倫、
とか、皮肉はそこそこ効いています。
お酒はぬるめの燗が良い。
(政治批判は命取りにならない程度で良いですよね、)
(国家権力に楯突くのも、ヤクザも右翼も怖いですものね)
政治劇が結局はホームドラマになってましたね。
支持率2・3%の史上最低の総理大臣・黒田(中井貴一)は、
頭に石が飛んできて昏倒、記憶喪失になる。
元の横柄で腹黒の黒田を描かないので、その比較が出来ません。
「記憶にございません」を連発しながら、
良き宰相にならんと頑張るストーリーです。
キャスティングは最高にハマってます。
吉田羊の誘惑シーン(迫力あって、尻込みしたくなりません?)
有働由美子のつけまつ毛(ちょっと見では見分けが付かん)
梶原善のハゲ頭。
めちゃめちゃ耳のデカい大臣。
木村佳乃の化けっぷりも凄くて、アメリカ大統領がこの人と、
一目では分からなかった。
まぁ「デイブ」の日本版なのでしょうね。
それにしてもアメリカとの外交のお題が「アメリカン・チェリー」とは?!?
あまりにも、生ぬるい!!
金塗れの政治家、エゴと利権しか頭にない政治屋・・・
一応そこの所は押さえてあります。
でも爆発的な笑いはなかった。
「鎌倉殿の13人」で社会現象まで巻き起こした三谷幸喜。
次作の映画ではあっと言わせてくれるでしょう!!
中井さんが豊橋に来るし、トラベルナース見て、見たくなった。彼は不思...
中井さんが豊橋に来るし、トラベルナース見て、見たくなった。彼は不思議な俳優だと思う。彼にしか出せない味がある。キャストが豪華だった。石田ゆり子もフジオカも小池さんもいい。吉田は色っぽいし、斉藤由貴もいい。田中圭くんも。草刈さんも。絶対崩せないと思われたしがらみが感情で動くところが政治の面白いところ。
これも三谷さんなのか。小池さんとはここで接点が。
気の小さいおとなしい人が動くところが特徴?
先入観は大敵
記憶をなくすのも悪くない?
たしかに記憶がなければ、経験に基づく偏見もない。
吸って浸っていたうまみも忘れてしまう。
記憶がなくなることは、アルツハイマー病などできれば避けたいこととして描かれることが多いなか、記憶に基づく行動が幸せであるという概念をひっくり返す。
脳みそを真っ新な状態にして、初心にかえって誠実に物事に挑むことの大切さを知るために、もしかしたら一度記憶をなくしてみるのも悪くないのかもしれない。
安定の三谷さん。
自分が大切だと感じるモノを大切にする行動の物語。
内容は、事故により記憶を無くした総理大臣が初心に戻り自分と政治・家族のあり方を模索する事を柱にしたコメディドラマ。好きな言葉は『誤解してました』で石を🪨投げて記憶障害の原因を作った人に感謝を述べるセリフです。素直に謝る総理大臣が全てに於いて人間関係や社会は端的に、こういう物だよなあと感じました。印象に残っているシーンは、映画の終盤で夜中キッチンで、家政婦役の斉藤由貴に泥棒と間違われフライパンで🍳頭を叩かれ全てを思い出したにも関わらず、思い留まり自分にとって周りにとって一体どんな自分でありたいのだろうと思いを巡らし、行動する所の中井貴一の演技が喜びと悲しみ苦しみと安心感と不安感が含まれた葛藤に満ちた動きが絶妙に表現されている所が好きです。三谷幸喜作品は、どの作品も定評があり好きです。現在NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人も観ていますが、前作の真田丸に負けず劣らず面白いです。表現や演出も少しづつでも進化していて、基本的に多重構造のドラマ作りには映像の楽しさを味わさしてもらっています。この記憶にございませんも政治に詳しくなくても楽しく、政治に詳しくても楽しめて奥の深いエンターテイメントだと感じました。
大事なのは真心!
期待はずれ
なんとなくみて楽しめた作品
面白かったけど
もはや時間を忘れていた
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