記憶にございません!のレビュー・感想・評価
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自分に恥ずかしくない良い行いを。
子供の頃は、あまり難しい事を知らなかったり理解出来なかったり、周りのことを考える許容がなかったりで、割かし行動が単純なもの。
しかし大人になると、色んな相互関係や損得を計算したりして、「ごめんなさい」ができなくなる事がある…のかもしれないと思った。
キッカケは何でもいいし、自分で変わろう!と、なってしまえばいいのだけど、またそれが出来ないのが人間。
作品は、終始笑いながらも「良い行いをしたい」と思わせてくれる、温かい映画です。
ギャグも話もわかりやすくて家族と安心して観れそうで、早くDVDになってほしいです(笑)
うーん…ちょっと贅沢を言わせて頂くと、
すごく面白くて優しい作品で良いのですけど!
打ち上げ的なクライマックスがちょっとパンチ弱いですかね。あれはあれで良いんですけど!
オチは良かったですね〜(*´`*)人の「器」を感じました。
何事も基本が大事
最近の政治ニュースを見ていると、日本に限らず米国やイギリスなども含めて、ギャグなのかどうかわからない事態が多い。国の最高機関で最高レベルの頭脳が集まって議論しているはずなのに、なんでこんな滑稽なことになるのだろうか。政治の世界にはコメディのネタがたくさんあるに違いないと思っていたら、三谷幸喜がやってくれた。
総理大臣が記憶喪失で何もかも忘れてしまう。しかし、案外それでもなんとかなってしまっているのが可笑しい。最近は総理はあまり変わらないが、一時期はしょっちゅう交代していた。記憶があろうがなかろうが、この国のトップは誰がやっても同じなのかもしれない。そんな皮肉を期待いていたが、意外とそっち方向には行かず、一から真面目に政治の勉強に励む姿が描かれる。しかし、基本中の基本も見失っているかのような現在の日本の政治状況に対して、小学生の公民の内容からやり直す記憶喪失の総理の姿は十分に現実の政治に対する皮肉になっているかもしれない。
面白くなかった
中途半端で引っかかりませんでした…。
笑うに笑えないし、感動するにも何かが足りないし、感情が宙ぶらりんのまま物語だけが進んでいきました…2時間が長い。とても長い。
佐藤浩一のキャラクターは好きです!
たぶんですけど「ザ・マジックアワー」のデラちゃんの残像です。立ち振る舞いがちょっと似ていたので。
あと木村佳乃さん!日本語喋れるんかい。
三谷幸喜作品は「THE・有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」の2本が大好き。ゆえに期待しすぎたかも。この2本最高に面白いのに、なぜこれは最高にスベっているのか。(※個人の感想です)
記憶が戻っても、前の最低な総理大臣に戻らなかったのはかっこよかったと思います。支持率も少しずつ上がっていくのでしょう。ハッピーエンドです。
「記憶にございません」というマイナスイメージの常套句を、プラスの発想に変えた傑作
小ネタ満載の三谷作品
政治に興味を持たせる映画
政治にございません‼️❓
日本の政治映画で感動できて笑えるなんて
面白い!
三谷幸喜が描く総理大臣コメディ!
物語的には、史上最悪のダメ総理が記憶をなくしたことにより、180度変わったクリーンで国民第一の政治化になっていく様子を描いてますが、三谷幸喜監督の映画のなかでは割と直球で、当たり障りない終わり方であったかと。
もちろん過去に自分が間違った発言や政治方針を謝罪会見する様子は、完全に現政権に対する風刺と読み取れるようなシーンはたくさんありましたが、はっちゃけさせ過ぎず終わり方も、結果が出ない終わらせ方で割と安全策を取っている気がしており、やはり政治を描くっていうこともあり多少の遠慮はあったのかと思えました。
でも、やはり三谷幸喜監督作品は面白いですね!本作は、大笑いというよりクスクス笑わせてくれるようなシーンが目白押しで、常にニヤニヤしながら和みながら鑑賞できました。
そして役者の見せかたが本当に見事です。脇役も含めて、それぞれの個性が見事に生かされています。悪役も含めて、憎める人がいないという。
この映画を観終わってやはり感じたのは、映画のように何のしがらみもなく自分が信じる政治をできる総理大臣が、現実もできたら日本ももっと変わるのだろうか?っと思わされました。
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