「ちょっと無理がありますね。」ターミネーター ニュー・フェイト No1.Influencerさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと無理がありますね。
ターミネーター/ニュー・フェイト鑑賞して来ました。観てる途中での感想はやっぱりちょっとストーリーに無理がありますよ(笑)。
突っ込みたいところは一杯あって書いちゃうとネタバレしてしまうのでその辺は書きませんけど。1と2を観てる人はまぁ観れると思うんですけど、こんなもんだろうと(笑)。前2作観てない人にはツラいかも知れないですね。話の内容が複雑過ぎて解りににくいというより解らない(笑)。でも、『ブレード・ランナー2049』で主人公のジョーを誘惑するレプリカント役だった女優さんですよね?(笑)間違ってたらゴメンナサイね(笑)。格好いい台詞言ってたりね、精悍で男勝りだけどキュートな表情を見せてくれたり格好いいシーンはたくさんありました。
ブレード・ランナー2049の話が出からついでに。ショワちゃんの登場がやっぱり遅いんですよ初めから出てこない。ブレラン2049でハリソン・フォードが丁度映画の半分ぐらいで登場したじゃないですか。『オォ〜っ!!』て思いませんでしたか?(笑)。自分は思ったんですけど、オーラといい風格といい貫禄といい前半ライアン・ゴズリング頑張ってたのに全部持ってちゃったみたいなね(笑)。
ショワちゃんもハリソン・フォードまでとは言わないけどカッコ良かったですよ登場シーン(笑)。前作?(笑)のターミネーター2って凄いハリウッド映画の歴史の中でも重要な位置にある作品だと自分は思ってるんですけど。なぜそう思うかというと、全世界で興行収入記録次々よ塗り替える大ヒットで、もちろん日本でも。皆がその映像に驚かされた作品。ターミネーター2を見終えて直ぐの感想が『ああ〜これで一時代終わったな』と思ったんですよ。
それはどういう意味かというと、CGがねやっぱり凄かったしかもジェームズ・キャメロン監督ですから独自の技術CGIでしたっけ?深海ホラーファンタジー『アビス』や、今年の初めの話題作『アニータ』でも見せてくれたあの映像ですね。当時観たことがないリアルなCG映像を目の当たりにして、今後こういう映像の作品が続く映像視覚効果一区切りCG時代新世紀幕開けと思った作品だったんですね。
案の定、こんなんばっかりで現在に至ってるんですけど(笑)。自分がいつも映画レビューで書いていることなんですけど、作り手はリアリティの見せどころを間違えてる。デジタル、CGのお陰でただも作り話で良い物を大嘘にしてしまって更に大袈裟に観せて逆にリアリティが観てる側は無くなって作品に入り込めない感情移入ができない。
この作品も言ってしまえばそういう作品なんですけど、しかし今回ジェームズ・キャメロン、監督ではありませんけど映画制作側で復帰して、愛の部分。分かりやすく言えば義理人情の部分はしっかり劇中で描かれていますからストーリーが複雑でも感情移入ができますし最後は最近のアクション映画お約束の必要以上の大嘘演出ハラハラドキドキも感情移入しっかりさせてもらっているお陰で大嘘の部分を余り気にせずに『やっちゃえ!やっちゃえ!』正義ショワちゃん御一行を応援できましたよ、ちゃんと(笑)。
最初にも書きましたけど重要な位置にいる強化人間?役の女優さん、クレジットは1から出演して今回は主役リンダ・ハミルトンが先頭で半分辺りから登場したのにショワちゃんが二番目にクレジットされてますけど、ブレラン2049に出演していた彼女が大活躍ですよマッケンジー・デェイヴィス。彼女が映画全体を最初から最後まで引っ張ってましたし、I'll be back これに匹敵するような台詞も言ってました。今回のターミネーター/ニューフェイト、この作品、彼女の映画だと言っても誰も文句言わないと思います。アメリカでズッコケてる何てニュース観ましたけど、でもやっぱりちょっと厳しいかも知れない。だって2であれだけね、殺されないように助けていたのにジョン・コナーをね、殺されてるんですよ変なリゾート地みたいな所で。とかね突っ込みどころが満載と言えば満載ですからね(笑)。マッケンジーちゃんの格好良かった台詞、是非鑑賞して見つけてあげてください(笑)。
ちなみに正当じゃないターミネーターシリーズでは(笑)、ショワちゃんはCG出演のみで(笑)クリスチャン・ベイルがジョン・コナー役に扮してたターミネーター4でしたっけ?、自分は一番好きです(笑)。
ターミネーター2から間髪入れずにジェームズ・キャメロン監督が3を作ってたらもっと違った展開になっていたかも知れないですね。見終えてそういう印象を強く持った写真でした。つまらなく無いですよ決して(笑)。IMAXが身体的に大丈夫な方はIMAXでの鑑賞をお勧めします。