「カールおじさん奮闘記……」ターミネーター ニュー・フェイト ライヘンバッハ・ヒーローさんの映画レビュー(感想・評価)
カールおじさん奮闘記……
『ターミネーター2』といえばSF映画史上に残る名作。
当時の特撮技術の最先端をいく斬新な映像と、暗殺者が忍び寄る“静”の恐怖にド派手に暴れまくる“動”の大迫力という、見事なコントラストを描くアクションシーン。
そしてなんと言っても、暴走する人工知能の脅威という、現在の人類が抱える問題を30年近くも前に先取りしたストーリー。
で、『2』の正当なる続編となる今作品はというと……面白いけど少し物足りない。
ド派手なアクションがメリハリなくダラダラ続くのと、単調で二番煎じのストーリー。
これなら、“カールおじさん”のエピソードをメインに据えた、人類とマシーンが分かりあい共存に向かうヒューマンドラマにしても良かったかなと思います。
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