「T2との辻褄詮索は意味なし。アクションを楽しもう。」ターミネーター ニュー・フェイト みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
T2との辻褄詮索は意味なし。アクションを楽しもう。
T2との辻褄合わせ、は正直苦しい。
そんな野暮なことはツッコまずに、まずはアクションを楽しむべき。
そういう意味では、強化人間マッケンジー・デイビスはスゴイ良かった。彼女の殺陣を見るだけでも、本作を見る価値はある。
あと本作の価値は、女性が主役のアクション映画だ、ということ。
アベンジャーズエンドゲームでも、ラストで女性ヒーローが勢揃いするシーンがあるが、男性ばかりが主役だと思っていたアベンジャーズでも、実は女性が大活躍していたことに気付かされた。
本作では、それより一歩進んで、女性が主人公、ということ。シュワは今までは主役級だったかもしれないが、本作では「メンター」程度の扱い。(ギャラは主役級だろうが)
標的となっているダニーの位置付けにしても、「母親」としなかったことも、サラからダニーへの世代交代の意味を含めた、「現代」を映した作品であろう。
そう考えれば、「リメイクにすべきだった」という批判に対する反論になるのではないか。
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