「たとえ海外で製作しようと自分のスタンスを貫き通した是枝監督に敬意を表する!」真実 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)
たとえ海外で製作しようと自分のスタンスを貫き通した是枝監督に敬意を表する!
やっぱり家族だよね。ず〜っと描き続けてきた。子どもも出てくるし、たとえフランスが舞台でも是枝作品だと思った。ドヌーブとビノシュの関係性は、ベルイマンの『秋のソナタ』のバーグマンとウルマンを思い起こさせた。有名人の母と娘という… でも、ドヌーブの方がかわいい感じ。記憶ってやつは、ニュース映像のように客観的なものでなく、主観的なものなんだよね。自分に都合の良い方に覚えている。そんなことを思った。あまり期待していなかったけど、意外におもしろく観た。
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