「原作好きだと結構きついかも?」海獣の子供 ありおりさんの映画レビュー(感想・評価)
原作好きだと結構きついかも?
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もともと原作も難しいほう?なので、正直原作知らない方がそのまま見れると思います。
なんというか分厚い原作5巻を2時間以内にまとめるのは無理あったよなっていう印象。
個人的にここ大事って部分がすべからく端折られていたので余計にそう感じたのかも。
端折られるのはしょうがないけど登場人物の役割変わってるのがなぁ。
あと端折られすぎててみんな言動が唐突な感じが否めない。
微妙にグロっぽいところ所(口から水)とかは色々アウトだったんでしょう。キレイな表現に置き換えられていました。
終盤のシーンは正直「えええぇ〜(苦笑)」って感じでした。
この監督はこういう解釈なのねって思いながら見てましたが
どや!すごいやろ!圧倒やろ!って感じがすごくてですね。きつかったです。あとそれ特等席じゃないよねっていう。さらにルカ余計なことしてるやんっていう。
【良かったところ】
・水やクジラ、魚の表現は素晴らしい 映画オーシャンズを思い出したくらい綺麗です。
・五十嵐さんの絵柄を表現できたのは凄いの一言。魔女もアニメで見たくなりました。
・久石さんの音楽は雰囲気とぴったり
・アングラードは焼き討ちされず美少年のまま終わります。
【微妙だったところ】
・空とアングラードの棒読みっぷりが結構きつい(ミステリアスっぷりが皆無に)
・海(ocean)にまつわる証言もない
・登場人物間の確執も薄味に
・エピローグも大幅にかわってる
原作知ってる人はダイジェスト版として、
知らない人は何も考えずわからないままに
映像美と音楽を見ることをおすすめします
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