マガディーラ 勇者転生のレビュー・感想・評価
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バーフバリへ続く道
『バーフバリ』シリーズと同じ、S・S・ラージャマウリ監督作品。
バーフより前、2009年の作品ですが、バーフのヒット&人気から、日本での上映が実現したもの。
バーフの原点で原形がそこにありました。
悪役は「手に入らないものに貪欲、凄まじい執着」がエネルギーで、主人公は「愛する者を傷つけようとする者への怒り」がエネルギー。
対比の妙。
心の底から憎く思える悪役がいてこそ、正義の主人公が輝く。
外連味が少し足りなくて、『バーフバリ1 伝説誕生』とレベルは近い印象。
『バーフバリ2 王の凱旋』までのテンションはない。
空の飛び方などのCGシーンが、技術的に稚拙な時代の作品だったため、逆にそれを割り切ってギャグとして昇華してる感じで、ドラマ版『のだめカンタービレ』のミニチュアシーンを思い出してしまいました。
そういった様々なチャレンジが、『王の凱旋』につながっているかと思うと、感慨深い作品でした。
親方!空から髭野郎が!
「バーフバリ」を知らずに観た人・観る人は少数派だと思うので、それ前提で。
バーフバリでは非常に濃厚だったヒンドゥー要素(カースト思想)が、今作はかなり控え目。
あくまで現代の恋愛劇がメインである事もあり、非常に見やすい娯楽作となっている。
「髭野郎カッチョいい…///」と脳をカラにしながら楽しめます。
欲を言えば、オープニングみたいな楽しい舞踏王の姿がもっと見たかった。
インド映画、楽しいね!
なんともかわいらしく愛らしい作品。ラブストーリー&ミュージカル&アクション&歴史ファンタジーとてんこ盛りの内容をコメディでまとめてある。とても楽しいポップコーン・ムービー。インド映画面白いね!
最高!!
バーフバリに現代パートが加わった作品。
原点というだけあって主人公の国への忠誠心、愛する人への一途な思い、意味不明な圧倒的な戦闘能力、讃えたくなる要素はもちろんあるんですけどそこに現代パートでのインド映画の真骨頂である歌とダンス月加わり面白いし楽しいし最高でした。
最初の15分さえ我慢すれば傑作
最初はえ?現代劇なの?
とガッカリしたけど結果楽しかった。
主人公とヒロインがめちゃくちゃ美男美女!
見終わった後のニヤニヤが止まらんw
とにかくまとまりのない映画だけど大満足!
途中ミッション・インポッシブルかと錯覚した。
毎回うまい
いっけん古臭い、安っぽい、いっけん胡散臭さがあるようにも見えそうだけど、
展開の仕方や表現の仕方がうまいのか、
そう感じさせない魅力が出てきます。
インド独特なのか、美男美女の恋愛も
何か純粋な恋を思い出させてくれます。
ストーリーも良かったです
あとは、いい映画なのに上映エリアが全国でも少な過ぎです。
バーフバリあってこそ
の日本公開ですね。多少の粗さと緩さが目立ちます。
2大傑作、マッキーとバーフバリの前哨戦ととらえればいろいろ納得いくところもあります。
見どころはやはり歌と踊りに尽きる。ミュージカルシーンの始まりがわかるようになっているので、予兆だけでハイになれる!
まだ洗練の途上
インド映画は「バーフバリ王の凱旋完全版」で初めて観た。歌と躍りが物語の流れの中で無理なく配置されていたので、3時間の長丁場も飽きずに観られた。
本作品は「バーフバリ…」と同じスタッフとのことで、同じように楽しめるかと思いきや、歌と躍りが唐突だったり長すぎたりして、観ていて少しダレてしまった。
映画の世界観は「バーフバリ…」と同様に封建主義の大義名分の肯定と恋愛礼賛である。面白味はないが安定感はある。毎度同じパターンでもストーリーや演技に新鮮味があれば観客は飽きずに観る。テレビドラマの「相棒」や「ドクターX」の視聴率が高いのと同じ理屈である。
思えば「バーフバリ…」は歌も踊りもストーリーも洗練されていた。本作品はまだ洗練の途上だったと思えば納得がいく。映画は観る順番も大事なのだ。
最初の現代パート要る?て思ったけど、過去パートが始まり現代パートに...
最初の現代パート要る?て思ったけど、過去パートが始まり現代パートに戻った時にやっぱり要るね!と思わせたのは、バーフバリのお陰かな?本格ボリウッドでしたが楽しめました♪
参った!ビバ!インド映画!
バーフバリが楽しかったので、これもいけるかなあと、先程見ました。
いやあ、参りました。ちょっと昔ぽいですが、楽しかった。
なんですかね。これ。歌あり、アクションあり
勧善懲悪。単純ですが、心にグッとくる
ストーリー。
はっきり言って、カメラはピンボケ、
バーフバリに比べてチープですし、
始めのブレイクダンスは、古い古い。
しかーし、後半にぐーと古代編で
盛り上がって来ます。
ヒロインの姫が可愛いし、セクシー。
北村一輝に似てる、転生軍曹が
強い強い。ポスターよりもかなり
イケメンです。
なんで、インド映画ってこんなに
楽しい、元気になれる、スッキリする
のですかね?
なかなか、意外にテンポよく
勇者が殴って蹴って愛し合う。
悪役もほんまにちゃんとズルくて
悪い奴ですよ。
いやあ、なかなか最高。
仕事帰りには最適かも。
まさに原点、そして入口
バーフバリの原点、といううたい文句のとおり、マガディーラと同じラージャマウリ監督作品であるバーフバリを知っていると思わずニヤリとしてしまう演出やアイテム、キャラの描き方が随所にあります。
バーフバリ、ラージャマウリ監督作品をこれまでに見たことがなく、インド映画を初めて見るという方は、どこからつっこんでいいかわからない、笑っていいのかもわからないダイナミックな展開や演出にびっくりされるかもしれません。
ただ、監督が作り出したその波に一度乗ってしまえば、あとはエンドロールまで流れに身を任せて楽しむことができると思います。主要登場人物は限られており、人間関係もストーリーもはっきりしています。
登場人物たち、わりとがっつり踊ります。バーフバリよりも踊りがメインとなるシーンが多いですし、「このシーンは一体…」となる瞬間もあるかもしれません。しかし、キレのあるダンス、配色が計算された衣装、めまぐるしく移り変わる背景…を見ているうちに、最初は思わず笑ってしまっていたそれが、癖になっていたり。
そして、踊りに加えて「え!?何それ!?」みたいな出来事が起こるラージャマウリ監督のダンスシーン。一度心を掴まれてしまうと曲と出演者さんの眩しい笑顔が頭を離れなくなります。
バーフバリ、そしてラージャマウリ監督の世界観に惹かれる方はもちろん、この作品で初めてインド映画をご覧になる、という方にとっても、入口としてオススメの、内容盛りだくさんな娯楽作品だと思います。二時間超えの上映時間はあっという間に過ぎます。
是非劇場でインドのイケメンと美女が巻き起こす風をご堪能ください。
エンドロールまでハッピーな映画でした
最初の微妙なアメリカナイズされた歌と踊りがあまり好みでは無かったので、バーフバリが面白過ぎたからハードルを上げ過ぎてしまったのだろうか…と、来たことを後悔したのですが、運命の人に会ってからはハラハラドキドキしっぱなしですごく面白かったです。本当に面白かったです。過去からの因縁と運命の恋と悪役との確執が、もつれ合って最後のハッピーエンドに行くまで目が離せない。凡庸な言い方だけど、ジェットコースターでした!主役がとても良かったのは言わずもがなで、脇役で良かったのは敵国の王様。武勇に感動して無いちゃうのが、この人いい人だなぁって思います。最後のエンドロールは、キャストもスタッフも総出でフロアで踊ってて、The Endが出てくる瞬間まで楽しかった。みて良かったです。
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