劇場公開日 2018年10月27日

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「【虚飾に満ちた虚業の生き方をコミカルに描こうとした作品。】」嘘はフィクサーのはじまり NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【虚飾に満ちた虚業の生き方をコミカルに描こうとした作品。】

2020年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

単純

ー主な登場人物-

・”リチャード・ギア”が少しくたびれたフィクサー(仲介屋)”ノーマン”
・”リオル・アシュケナージ”がイスラエル首相”ミカ・エシェル”
・”シャルロット・ゲーンズブール”がイスラエル領事館検察官”アレックス”
                       を演じている。
物語は、第1章「最初の一歩」から始まり
    第2章「賭けるべき馬」
    第3賞「名もなき支援者」・・この言葉は冒頭とラストにも出る。
    第4章「和平の代償」
  と章立てで進む。

 <第1章>イスラエルの有望な政治家エシェルにノーマンが取り入る
 <第2章>エシェルが首相になり、ノーマンの”伝手”が爆発的に広がる
 <第3章>エシェルが和平交渉の際、裏工作をした疑惑がノーマンの礼拝所賃料問題と絡ませて描かれる
 <第4章>エシェルは身を守るために”友人”ノーマンを切り捨てる

 と進むが、如何せん脚本が粗い。
 突っ込み所や不明瞭な部分が多すぎる気がする。
 アメリカとイスラエルの関係も上手く描かれていないし、
 ”え、靴を贈っただけで、そんなに親密になるの?ユダヤ人の間では?” とか・・・。
 ”ノーマンの仲介のところが良く分からない・・”とか・・。

<投資家”ジョー・ウィルフ”や”アーサー・タウヴ”が有力な情報を得て、株の投資で儲けるシーンも詳細が分からないし・・。
 ”リオル・アシュケナージ”と”シャルロット・ゲーンズブール”が観れて、良しとした作品。>

NOBU