「原作のままで良いだが…」劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal 前編 Kyuujitsuさんの映画レビュー(感想・評価)
原作のままで良いだが…
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原作の見たかったあのシーンがアニメになり、スクリーンで見れるのは、ある意味子供の頃の夢が叶ったので満足だったが、
映画としてちょっと創意工夫の足りなさが否めない一作だった。
原作のストリートはどちらかと言うとアニメシリーズ向きな構成だったので、
そのまま映画にしてさらに前後に無理やりバラすと、前編には起承転結がまったく、
淡々と終わってしまった。脚本家の力のなさなのか、手抜きなのか本当に残念。
俺はどちらかというと原作派なので、仮にストリート構成が原作のままでも、
美奈子のパートの演出に少し工夫すれば、いいクライマックスになれたのにと、
愚痴いいたくなる。あのパートは、アルテミスの最も格好いい瞬間だし、
コードネームセーラーVを見たことのある人なら、誰しもアルテミスと美奈の絆に感動だろうから、ある意味そこで切るなら、いいクライマックス作れるチャンスなのに残念。
1番嫌なのは、
せっかくシリーズ史上最高レベルの月色chainon もあんな使い方ないだろうと思うぐらい、演出の下手さで泣きたい。
ちゃんとすれば、ムーンリベンジに匹敵するほどの、歴史に残る名シーン作れるところだったのに、本当に下手!
もう完パケしたから後編には改善は期待はしないけど、
せっかくコロナで延期しまくったし、もうちゃんと心込めてつくっておくれ!って、
叫びたい。
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