「爺さんのタイムカプセルが開くマジカルムービー」アンクル・ドリュー shironさんの映画レビュー(感想・評価)
爺さんのタイムカプセルが開くマジカルムービー
バスケはかろうじてマイケル・ジョーダンの名前を知っている程度のド素人ですが、すごく楽しめました!
それもそのはず。“NBA選手が爺さん役”の出オチ映画ではなく“伝説のバスケットボーラー役をNBA選手に演じてもらった映画”でした。
まさか爺さん達から元気がもらえるとは!
絶頂期の突然の解散で、完全燃焼できないまま、ずっと時間が止まっていた爺さん達のタイムカプセルが開くマジカルムービー!
昔の仲間を集めに行くロードムービーの要素もあり、バスケに対して愛情とトラウマの両方を抱えている主人公と爺さんが、車内でバカ話をしながらお互いの距離を縮めていく珍道中がすごく良いです♪
そして、爺さん一人一人のキャラが濃い!
ジェネレーションギャップネタが笑えます。
ありえない展開に「なんでやねん!」「そんな事あるかい!」とツッコミを入れながら観るおバカ映画の筈なのに、
爺さんからのメッセージが、じんわり心に沁みてくる。。。
「やっぱり、人生経験から出る年寄りの言葉は重みが違うわ〜。」
「ハッ!中身は若い選手だった!!」
すっかり映画の世界に引き込まれて、アンクル・ドリューにしか見えなくなってますww
しかし、スポーツマンって勘どころが良いから、演技も出来ちゃうんでしょうね。
今回のNBA選手達には本当に驚かされましたが、ボクサーにも名優が多い気がします。
相手の出方を見て瞬時に反応出来るところと、ありのままの自分を投げ出す覚悟が違うのでしょうね。
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