「難しい発音をするケイト・ブランシェット。エルフ語か?」ルイスと不思議の時計 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
難しい発音をするケイト・ブランシェット。エルフ語か?
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子ども向きだと一概には言えないファンタジー作品。戦争での辛い体験をしたアイザック・イサードが魔術師として活躍し、一年前に死んだという設定なのですが、これを演ずるのがカイル・マクラクラン!『ツイン・ピークス』が懐かしい・・・そして、その妻を演じているのが昨日観てきた『WAVES』にも出演していたレネー・エリス・ゴールズベリーでした。
時間を逆回転させるといった奇抜な発想で歴史を塗り替える時計を扱っているのですが、ジャック・ブラックが顔以外が赤ん坊になるほど強力な魔法なのです。なぜかアイザックとセリーナだけがそのまま残り、地球の歴史を繰り返すという・・・あんたら神になるつもりか?多分つまんねーぞ!
たしかに戦争を無くすという名目であれば、きっと別の形の戦争が起こってしまうという人間のダークサイド。魔術の本を一通り読んでるくらいだから、ルイス少年にも意味がわかったでしょう。終戦の年に生まれたのね。
「不屈」だとか「黒鳥」といった伏線の言葉も回収され、意外とまとまったストーリーに思えたけど、最後の大時計はどうして魔法と繋がるのか。やっぱり昔のタイムマシンのイメージなんだろうなぁ。あと、真っ赤な皆既月食が良かった。
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