「シャロン・テート殺害事件を知ってる事が前提」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)
シャロン・テート殺害事件を知ってる事が前提
タランティーノのドキュメンタリー公開に合わせ、地元で上映してるので、久し振りに観ました。
上映されたのは、未公開シーンを入れ編集しなおしたエクステンディッド・カットですが、通常版の方が絶対いいと思います。
エクステンディッドは不必要なものが入り、この映画の良さがボヤけてる、せっかくの名作が台無し、通常版こそ至高です。
たまに、この映画の良さが分からなかったって感想を聞きますが、
シャロン・テート殺害事件やチャールズ・マンソンを知ってるか、アメリカ文化が好きかで、評価が変わる映画だと思います。
ロックに目覚めた頃に聴いたラモーンズ、2ndの1曲目「Glad to See You Go」はチャールズ・マンソンの事が歌われてた…
マンソンは、ビートルズの「Helter Skelter」を聴いて啓示を受けたとし、ハリウッド史に残る胸クソ事件を起こします。
この映画の核はシャロン・テート殺害事件です。
ご存知でない方は、ぜひ調べてから、ご覧下さいm(__)m
この映画を楽しめないのは、もったいないです…
この映画公開と同じぐらいの年に、同じくシャロン・テート殺害事件を題材にした映画が作られました。
『チャーリー・セズ/マンソンの女たち』
『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』
上記2作も観るつもりなら、この映画ワンハリを先に観た方が、このワンハリを最大限に楽しめると思います。
長文、失礼しました(笑)
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