劇場公開日 2019年8月30日

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「シャロン・テート殺害事件を知ってる事が前提」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5シャロン・テート殺害事件を知ってる事が前提

2023年8月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

タランティーノのドキュメンタリー公開に合わせ、地元で上映してるので、久し振りに観ました。

上映されたのは、未公開シーンを入れ編集しなおしたエクステンディッド・カットですが、通常版の方が絶対いいと思います。

エクステンディッドは不必要なものが入り、この映画の良さがボヤけてる、せっかくの名作が台無し、通常版こそ至高です。

たまに、この映画の良さが分からなかったって感想を聞きますが、

シャロン・テート殺害事件やチャールズ・マンソンを知ってるか、アメリカ文化が好きかで、評価が変わる映画だと思います。

ロックに目覚めた頃に聴いたラモーンズ、2ndの1曲目「Glad to See You Go」はチャールズ・マンソンの事が歌われてた…

マンソンは、ビートルズの「Helter Skelter」を聴いて啓示を受けたとし、ハリウッド史に残る胸クソ事件を起こします。

この映画の核はシャロン・テート殺害事件です。

ご存知でない方は、ぜひ調べてから、ご覧下さいm(__)m

この映画を楽しめないのは、もったいないです…

この映画公開と同じぐらいの年に、同じくシャロン・テート殺害事件を題材にした映画が作られました。

『チャーリー・セズ/マンソンの女たち』
『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』

上記2作も観るつもりなら、この映画ワンハリを先に観た方が、このワンハリを最大限に楽しめると思います。

長文、失礼しました(笑)

RAIN DOG