「何が面白いのか全く分からない」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
何が面白いのか全く分からない
はっきり言って、何が面白いのか、全く分からない。
タランティーノの作品は、全て見てる。
「レザボアドッグス」と「ヘイトフルエイト」以外は全て劇場で見ており、「タランティーノ嫌い・ついていけない」ではないと自分では思っている。
でも本作はダメ。
何がダメか、
それはストーリーが全くないこと。
本作のストーリーをまとめると、
落ち目の俳優と、その専属スタントマンが、シャロン・テート殺害犯を返り討ちにする。
以上。
レビューで高評価を付けているヒトは
「当時の車、建物、小物へのコダワリがスゴい」みたいなコメントが見られるが、
映画は博物館じゃない。
当時のモノが見たければ、博物館か、当時の映画を見れば良い。
映画は博物館じゃない。
映画に必要なのは、「テーマ」であり「ストーリー」だと思う。
そうしたテーマやストーリーを語る上で、「美術へのコダワリ」が必要であれば、そうすべきだが、単なる「監督のコダワリ」だけで、その「美術」にカネと手間をかける意味が分からん。
タランティーノぐらいの大物になれば、その「コダワリ」だけで、制作費を集めることができるのだろが。
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