「ロシアのウクライナ侵攻の前史、2014年のウクライナ東部紛争を体感」ソルジャーズ ヒーロー・ネバー・ダイ Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
ロシアのウクライナ侵攻の前史、2014年のウクライナ東部紛争を体感
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第二次ドネツク空港の戦い(ウクライナ東部紛争の一部として2014年9月28日から2015年1月21日までの間、ドネツク国際空港において分離主義勢力とウクライナ軍・義勇兵勢力の間で行われた戦い)におけるサイボーグ達(戦闘の間、狭苦しい所で支援も無くほとんど睡眠もとらずにドネツク人民共和国軍の絶え間ない攻撃を阻止し続けた空港を守るウクライナ兵士)を描いた映画。
戦闘参加動機は様々で対立もあった兵士達が修羅場の中で指揮官の下一体感を形成していくろいう達戦争映画の定石通りの映画。ただ、その舞台がつい最近の戦争であること、ウクライナ人同士であることに身をつまされる。ヒロイックな描写は少なく暗く重い映画だが、両側の主張も含めてリアリティーは大。
アーテム・セイタブラエフ監督の2017年製作のウクライナ映画。脚本はナタリア・フォロズビト、撮影ユーリー・コロル、音楽ミロシュ・エリック。出演は、ビチェスラフ・ドブジェンコ、マカール・ティクホミロフ等。
前半少し退屈なところもあったが、ロシアによるウクライナ侵攻の歴史や背景を、少なからず体感することができた。
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