「刀の音」斬、 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
刀の音
時代劇にして塚本晋也の特色と変態性は発揮され、演じる池松壮亮や蒼井優に塚本イズムを押し付ける役者冥利と、塚本作品のもはや常連でもある中村達也の悪役全開にワンシーンで掻っ攫う存在感。
リアルに響き渡る刀の斬音?は"鉄男"から継承されたようなメタリックな鉄のゾッとする感覚、それよりも握りしめた時の軋むミシミシ、ミリミリって濁点が付く音が何よりもリアルで恐怖心を煽られる。
蒼井優を見る度に"山ちゃん"って現実を受け入れられない、信じられない!??
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