「冥土の土産」斬、 たろっぺさんの映画レビュー(感想・評価)
冥土の土産
監督としても役者としても、塚本さんは好きだ。
だが、池田氏のアニメの様にキャラクターをデフォルメした演技や、蒼井氏のテレビドラマの延長にある身体の動きやテンポに落胆する。
剣に生きる時代はもう終わっている。
しかし、抜き身の刀は納める鞘を失った。
その通り、一度でも人を斬れば畜生に変わる。
そんな自衛隊と日本国民と大国が織り成す軍靴物語。
だが、無抵抗を貫き、顔に受けた返り血を美しいとは呼べない。
我々は何処へ行けば良いのだろう。
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