劇場公開日 2018年11月23日

「竹内まりやの凄さを堪能した」souvenir the movie Mariya Takeuchi Theater Live andhyphenさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0竹内まりやの凄さを堪能した

2019年5月21日
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鑑賞方法:映画館

映画館で上映されつつもこれは「映画」じゃないので、評価しようがないが...代わりに竹内まりや愛でも語ろうかと思う。
私は幼少期、主に13歳くらいまでを中島みゆきのセルフカバーと、Mi-Keのカバーしたグループサウンズと、そして竹内まりやで育ってきた、なかなか同年代では出会えない音楽嗜好の持ち主である。「Impressions」を(レコードであったなら)それこそ擦り切れるくらい聴いたし、歌った。当時の私は低音が出なかったので苦戦した。
竹内まりやの魅力は何だろうと思ったとき、その楽曲の分かりやすさと色褪せなさ、彼女自身の圧倒的な表現力がやはり挙げられると思う。私は「本気でオンリーユー」で英語を学んだ。いやこれ本当。歌詞の表現力も、曲の親しみやすさ(なのに強い個性がある)も、唯一無二。
そして山下達郎との関係性。竹内まりやが山下達郎を「達郎」と呼ぶときのあのさりげない親密感。大親友という表現。「Impressions」のライナーノーツは山下達郎が書いている。そこで垣間見た最高の関係性が20年以上経てもなお褪せないことへの憧れ。夫婦でハモれるの最高だね...「プラスティック・ラブ」とか最早最後達郎の独壇場だよね...。
嗚呼いつか生で観てみたい。ライブを。

andhyphen