「初期衝動の向こう側」ちょっとの雨ならがまん kaiaoさんの映画レビュー(感想・評価)
初期衝動の向こう側
PUNKに影響を受けて自分を変えようと思ったが「ばかやろう、ぶっ壊せと叫んで壊せるものなどもうどこにもない」と分かってしまったPUNKSたち。初期衝動の向こう側を追い求めている映画だと思う。ハードコアのPUNKSがとても怖いのにどこか美しく感じてしまう。8mmフィルムの粒子やノイズ、どこか突き放したモノローグが作品を際立たせている。35年前なのにまったく古く感じなかった。
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