DTC 湯けむり純情篇 from HiGH&LOWのレビュー・感想・評価
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HiGH&LOWイズムは継承された。
ベタでそれっぽい展開が切り貼りされた脚本、それをとんでもない熱量とアクションで魅せるHiGH&LOWシリーズ。観客のツッコミも含めて完成品ともいうべき同シリーズは、唯一無二の禍々しい魅力に満ちていた。
本作は打って変わってコメディタッチのヒューマンドラマを目指して作られている。序盤から無銭飲食と電気泥棒するわ、縦笛兄弟という謎グループが出てくるわ、誰得なおばちゃんセクハラシーンがあるわで観客のツッコミすらも置き去りにするハイロー節が炸裂。むしろ作り手の意図したギャグシーン以上に物語の歪さが笑えて仕方がない(※褒めてます)。
特に秀逸なのは唐突な駿河太郎さんの弾き語りシーン。真っ昼間の旅館の庭で赤裸々な思いを歌い出すシュールさもさることながら、異常なギターと歌のうまさで今作一番の爆笑をかっさらっていった。
そして喧嘩の代わりにEXILE TRIBEの本業のダンスシーンが挟まれるのも、逆に新鮮味があって良かった。
欠点を挙げるとするならばシリアスなトーンになった途端に物語が陳腐化することだろう。過去作同様、ストーリー自体はどこかで聞いたような話をそれっぽく描いてるだけに見える。クライマックスのサプライズシーンも、実父がつけためぐみちゃんの名前の由来と宮崎さんの器の大きさは別問題なので論理が合わず感動できなかった。
次回は鬼邪高校と『クローズ』の鳳仙高校がコラボするらしい。単なる『クローズZERO』にならないか心配だが、期待しています!!
面白かった!
ところどころ、ハイローの音楽が流れるし
新しい曲も良かった。
お節介な3人だけど、結果にじーんと来た。
駿河太郎さん、さすが上手いですねー。
演技もギターも。。
最初と最後を「後ろと前」とで写す演出は、
なかなか良かったと思います。
特番で「損はさせません!」って言ってたけど
ほんとうに損はしない映画でした。
なかなかやるじゃんDTC。
続編ありそうで、期待してます!
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