プライマル・レイジのレビュー・感想・評価
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エロい事しか考えてないビッグフット
出所した旦那を迎えにいった女性が、帰りの道中でビッグフットの恐怖に見舞われるモンスター・パニック・ホラー。 R-15+指定の、過激な殺害描写が多く用意されている作品であり、ビッグフットとしては珍しいのではないか。 肝心のビッグフットだが、他の方がレビューしているように、「プレデター」寄りである。プレデターが原始的な生活に戻ったような印象だ。彼らは武器も使うため、直接自らの手で仕留めに来るとは限らない。この辺がUMAらしくないが、そこが他作品との違いとして明確に描けていて良いのだろう。また、ビッグフットはヒロインのカラダに興味津々であり、子孫繁栄というか、完全にエッチな事を考えているのである。このヒロイン、出所した旦那にも襲われ、途中出会ったハンターらにもいやらしい目で見られ、本作では多くの性的被害に遭う形になる。そこも他作品との違いと捉えるかは別として、本編よりも色濃く印象に残った。 本作の雰囲気は、「プレデター」+「クライモリ」。この2作品が2:8位の比率で上手く溶け合い、1つの作品として仕上がったのだと感じる。意表を突く展開は特に無く、ストーリーに大きなひねりが無いが、 POV等で誤魔化したUMAモノとは違い、きちんと写し、きちんと襲い、きちんとグロい本作は好感が持てる。
ささやき女
町外れの州刑務所での1年強の服役が終わり、迎えに来た嫁と帰宅する道中、オーマと呼ばれるビッグフットに襲われる話。 顔や手脚に樹の皮を付けて擬態し、武器まで使うという意外に文明的な怪物。 見た目からして怪しくむしろ一番不気味な先住民の婆さんとか、どこぞの消える異星人をオマージュした様なシーンの数々とか、意外にグロい残酷描写等々単純で安さ全開ながら中々楽しめる場面はあるものの、イマイチ盛り上がりには欠ける感じ。
つまらなくはないけれど。
なんの新鮮味も驚きもなかったなー。 最大の問題はビッグフットに全然神秘性がないからじゃないかな…。雑誌でも言われてたけどかぶりものした丸見えプレデター。殺し方はジェイソンか。 ビデオスルーで十分かなー。
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