「生きるために勇気ある行動の少女」ブレッドウィナー りやのさんの映画レビュー(感想・評価)
生きるために勇気ある行動の少女
タリバン政権下のアフガニスタンで、両親や姉、幼い弟と暮らす少女パヴァーナは、戦争で片脚を失った父と露店を出して日銭を稼いでいた。そんなある日、父親が突然タリバンに連行されてしまった。タリバンから、女性だけでの外出は禁じられており、一家は食料も買うことができず窮地に立たされてしまった。そこでパヴァーナは髪の毛を切り男子の姿になり、街へ働きに出る、とともに、父に会うため刑務所に行く、という話。
ハヴァーナの勇気ある行動力の素晴らしさと、読み書きする能力が収入に繋がり、やはり教育の大切さを教えてくれる。
ハヴァーナが語る奪われた種を象の王の所に取り返しに行く話と並行して進むが、話の方はハッピーエンドだが、現実は厳しい状況のまま。
再びアフガニスタンはタリバン支配となりつつあるが、20年前のアメリカ侵攻前の状況より良くなることを願う。
自分に何が出来るのか、また考えさせられてしまった。
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