「生き残った者勝ち」エリック・クラプトン 12小節の人生 shantiさんの映画レビュー(感想・評価)
生き残った者勝ち
世界的なミュージシャンは大体背景が似ている。名声と金と女とドラッグが一つのパッケージのように音楽の受難者には訪れる。世間で言う「ロックな生き方」は全く正反対のイメージであり、実際は雨に濡れそぼった野良犬のような惨めさが色濃く滲む。それでも、その内面には永遠に光を放ち続ける美しい何かが歴然としいるのだ。ロックという音楽を「神」と捉える人たちがいるのも解らないでもない。
しかし、パティ・ボイドへの横恋慕をこじらした挙句に「レイラ」のアルバムを作ったとは…いくらパティ・ボイドとは言え、ドン引きしたのは想像に難くない。
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