「【”幸せは占いでなく、自分で掴みたい!”朝鮮を舞台にした王宮占い恋愛映画。シム・ウンギョンさんはコメディエンヌとしても一流です。】」ときめきプリンセス婚活記 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”幸せは占いでなく、自分で掴みたい!”朝鮮を舞台にした王宮占い恋愛映画。シム・ウンギョンさんはコメディエンヌとしても一流です。】
ー 四柱推命:生まれた年・月・日・時によって、生まれつき陰陽五行が定められると考え、それらに基づき運命・性格を判断する・・。フライヤーより引用。ー
◆旱魃に苦しむ朝鮮の人々を救うため、王は占術に頼り、婚期を迎えた娘ソンファ姫(シム・ウンギョン)と最高の相性を持つ男性を婿として迎え入れ、婚礼を執り行う事で、陰陽の均衡を元に戻し、民を救う事を決意。
そこで、朝鮮最高の監察官(占い師)ソ・ドユン(イ・スンギ)を抜擢。
そして、4名の男性が婿候補として選び出させた。(1名、10歳のおデブさん・・)
■感想
・婿候補の表の顔と裏の顔。それを探りに密かに王宮を抜け出すソンファ姫。
ー 占いで、夫を決められたくはないよな。実際に会って顔を見て、話をしないと・・。けれど、見合いって日本でも数十年前まで主流だったとか・・。ー
・その婿候補たちのクズっぷり。表の顔は良いが、裏の顔は残虐であったり、超野心家であったり・・。
ー どこの国でもどの時代でも、表裏がありますね、人間は。ー
・身分を偽っていたソンファ姫を、四柱により”本物の王女”様と知ったソ・ドユンが、残虐なナム・チホから身を投げうって守るシーン。
ー 分かりやすいが、ソンファ姫は一気に恋に落ち、ソ・ドヨンも・・。ー
・怒り心頭に発した王に対し、ソンファ姫が言った言葉。
”人生から、愛を取ったら何が残りましょう・・。”
<王室の権威を取るのか、娘の幸せを取るのか・・。王が示した粋な計らいと、ラストシーンにもホロリと来る朝鮮王宮占い恋愛映画。
シム・ウンギョンさん(近年では邦画の「新聞記者」「ブルーアワーにぶっ飛ばす」も印象的)はコメディエンヌとしても一流です。>