500ページの夢の束のレビュー・感想・評価
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ハラハラ、ワクワク、ジーン…
久々に期待を超える物語、演技、語り口の映画だな…と充実した時間でした。
自閉症を抱える主人公ウェンディの日常と冒険と胸に抱える願い…ってまさに映画のコピーのままやないかい!ってほんとにそうだったから。彼女の言動に自分を重ね、いつしか「彼女は僕だ…」とさえ思えます。共感、って事ではないのだけど…
彼女を取り巻く人々と彼女が道々出会う人々とのエピソードは一見さらっと描かれつつも、さりげない描写にあとでじわっときます。
通底のテーマであるスター・トレックネタも、世界観が判らずとも、本作の登場人物背景をトレースし、普遍的テーマにつながっているので初見でも絶対オッケーです。
愛犬ピートが超カワイイ。
現実もさりげなく突きつけてくるのに、色んな人の思いやさりげない優しさがウェンディを一歩押し上げる境地に癒されてしまうという幸せな時間でした。
カプラ! トレッキー必見!
以外な拾いもの、大好きです
『魔女の宅急便』で飛べなくなったキキが乗り越えた試練
天才子役としての輝きがあまりにも鮮烈だったので、成長し子どもでなくなっていく時、我々には想像も出来ないような葛藤があったと思います。人間は誰しも思春期を迎え大人になるに連れて、自意識が強くなり、天分・天然だけで演じることは不可能となるからです。プロというか大人の役者になると自然体と呼ばれるような演技も自然体に見えるように技巧を凝らして演技しているわけで、そうなっていくことが役者としての成長なのだと思います。
天才子役だったダコタ・ファニングが成長していく過程にも子役時代のように自然に演じることができないという時期がきっとあったはずです。それまで無意識に飛んでいたキキが、メガネくんと出会ってから飛べなくなったように。
ましてや若手女優として華々しく活躍する妹の存在もあり、「天才子役」だった自分との比較やただの「若手女優」となった自分の在り方について、答えの出ない悩みもあったのではないでしょうか。
そういった意味でこの作品は、今の彼女がそのような状況を乗り越えた証としての大事な転換点かもしれず、ダコタ・ファニングに魅せられたことのある映画ファンならば見逃すわけにはいかないなと感じました。
自立
いい映画を見た日は気分がいい
ギュー
映画愛
大好きな趣味が勇気と自信をくれる
試写で拝見しました。
ASD(自閉症)が、実に丁寧に研究され、ダゴダ・ファニングの迫真の演技で描かれていました。
他者とコミュニケーションが取れない、音に過敏ですべてを痛みに感じてしまう、善悪正誤の判断がつかない…etc
さらに加えて、犬のピートが素晴らしい演技で。
かつ、お巡りさんが良かった。
話の軸となる「スター・トレック」に関してですが、最初のシリーズの登場人物が、カークとスポックの2名で、宇宙を旅するSF映画、くらいの知識があれば十分です。
ただ、制作サイドには、スタトレ愛が溢れていました。
宣伝等では、スタトレ本編ではセリフでしか出てこないドクターマッコイの娘の名前を、主人公がすぐ答えるシーンなど、マニアックなその辺が妙にクローズアップされがちでしたが、そこはさほど重要ではありません…
ただ、なぜ「スター・トレック」なのか?については、最後のシーンにつながるので、多くは言えないけれど、すごくリンクしていました。
言いたいこと、伝えたいことを、口や態度で表現できない主人公が、自分自身の内面を出せるのが&できなかったことができるようになるきっかけが、大好きな「スター・トレック」に関することだけ…
というところがね。涙を誘うんですよ。
これ、人見知りして鬱屈してたのが、大好きな趣味や自信を持てた仕事を入り口に、世間との接点を作れた若いころの自分にも重ね合わせてみてしまう部分もありました。
素晴らしい。
ヤル気を貰える作品!
常に心はエンタープライズ号と共に!
ステキな映画だった〜
すごく優しくて温かくて繊細な作品だった
こういう映画すごく好き
自閉症のウェンディ(ダコタ・ファニング)は、施設で暮らしている
「スター・トレック」が大好きで、脚本コンテストに応募するために、500ページの脚本を書き上げた
しかし、郵送では締め切りに間に合わないことに気付き、愛犬ピートを連れてパラマウントピクチャースタジオに脚本を持って行くことに…
自閉症のウェンディの冒険と成長を描いた心温まる作品
私たちが当たり前にできることも、彼女にとっては恐怖であり、大変な勇気のいることもあ
そんな彼女の勇気ある冒険を観ていると、私たちの身の回りで起きていることが、どれだけ驚きと喜びに満ちたことなのかと思わされる
電車やバスに乗って、行きたいところに行くということさえ、当たり前にできない人もいるのだ
信号を渡ることさえ難しいウェンディの冒険は、「スター・トレック」の冒険と同じく、決して順風満帆ではなかった
けれど、スタトレオタクの彼女はカーク船長とスポックから「冒険には困難がつきもの。最後まで諦めない」
という強い気持ちを学んでいる
だからこそ、目の前にある困難に立ち向かっていけるのだ
その、ウェンディの気持ちには、映画ファンだからこそ、すごく共感できた
私も辛い時は「こんな時、きっとあのキャラだったら、こう乗り越えるはず」とか、「この気持ちは、まるであのキャラみたい」と、思い浮かべて乗り越えることがよくあるからだ
それだけじゃない
大好きな「スター・トレック」のためなら、どんなことでもできるし
同じ気持ちを共有できる人とは、すぐに友達になれる
そんなところも、すごく共感できた
そういうオタク魂をくすぐるところも、この映画のステキなところだった
原題の「Please Stand By」とは、ウェンディが困難にぶつかって、自分を見失ってしまった時に落ち着くためのおまじないのようなもの
これは良いなと思った
私にも、八方塞がりになって混乱してしまうことがあるけれど、そんな時はウェンディのようにおまじないを決めておいたら良いのかも
深呼吸をして、おまじないを唱えたら何か良いアイデアが思いつくかもしれない
そうして困難を乗り越えた時には、また一歩成長するのだ
さて、ウェンディの脚本コンテストがどうなったかは、映画を観て確認してもらうとして
あまりにも、自然に自閉症のウェンディになっていたダコタ・ファニングはやっぱり天才だったと再認識した
周りの人たちが「お前にできるはずがない」と、頭ごなしに決めつける権利は何一つない
私たちの能力は無限大であり、自分で行きたいように生きる権利があるし、誰もそれを止めることはできない
一つずつ困難を乗り越えて、成長していくのだ
ダコタ・ファニングちゃん、チョー可愛い(笑)
久しぶりに、夢中になれる映画に出会えました!
なによりダコタちゃんが可愛い…!
自分の夢のために、必死に行動する自閉症の彼女に惚れました!
健気で一生懸命な彼女の姿にメロメロ。
自閉症という難しい役を見事演じたことに拍手です。
『アイアムサム』の頃の可愛かった彼女の面影はそのままに、美しく成長した魅力的な演技に大注目!
今回ダコタちゃんが演じたのは、自閉症という難しい役どころ。
毎日決められた事を時間できっちりこなし、安定に過ごす事を大切にする彼女。
その分、人とのコミュニケーションや、突発的な環境の変化が苦手です。
そんな彼女が、お姉さんの為に、スタートレックの脚本を書いて、ロサンゼルスの応募窓口へ届けようと奮闘します。
たくさんの困難に見舞われながらも、一歩一歩確実に突き進んでいく姿は感動的!
愛犬ピートと一緒に、互いを励まし合いながら懸命に夢のために行動する姿に、胸がジーンとなりました。
自閉症の彼女がここまで頑張れているのは、大好きな姉とその姪っ子の為。
家族の夢のために、ルールをぶち破って突き進んでゆく姿に、勇気と希望を沢山もらいました!
旅の途中では、意地悪な大人も沢山いましたが、優しく素敵な大人も沢山いました。
健気さに漬け込んで悪さする人が憎たらしくてしかたありませんでしたが、優しく親切にしてくれた人に、私の心も救われた気持ちになりました。
ダコタちゃんがあまりに可愛いから、途中で変な人に連れさらわれないか心配でしたが、無事に任務を遂行できたことにホッとしました(o^^o)
自閉症という、難しい役どころでしたが、こんなにも自然体に演じた彼女に拍手!
久しぶりに最初から最後まで集中して観てしまった映画に出会えました(笑)
ダコタちゃんと愛犬ピートとの相性も抜群なので、癒し要素も満載!
可愛さ、優しさ、気持ちの強さなどを沢山感じるハッピーな映画です!
鑑賞すれば、気持ちが幸せに満たされること間違いなし!
心に愛を補充したい人は是非劇場へ(笑)
つらい時に勇気がわく
トレッキー(カー)歓喜のネタ満載
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