500ページの夢の束のレビュー・感想・評価
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面白かったし言葉に感動もした アメリカで生活するのが夢だけど諦めて...
面白かったし言葉に感動もした
アメリカで生活するのが夢だけど諦めていたからすごく救われたやっぱり挑戦してみよう、結果がどうであれ
はじめてのお使いで泣く人は号泣すると思う。
まずはダコタ・ファニングの演技が素晴らしかった。
外からは分かりづらいけれど自閉症の人達にも心の中に自分の喜びや世界を持って生きているし伝えたい事や人を思いやる気持ちを形にする事ができる。静かな映画でしたがハラハラしながら暖かい気持ちで見守りながら飽きる事なく鑑賞できました。
主人公に寄り添う人達の暖かさとウェンディがひとつひとつ自分の力で成長していく様を繊細に押し付けがましくなく見せてくれるストーリーでとても良い。
スタートレック詳しくないけど知ってる人はより楽しめて羨ましいwビジュアルだけしか知らないスポックの事が割と好きになりました。
他の人も言ってるけどヲタの同ファンに対する団結力とわかるわかるよ〜って感じが最高で、感情の出力に問題を抱えてる人も同じものを見て受け取って共有できるんだよって伝えてくれてる。涙でた。
「スタートレック」ヲタの連帯感がいい感じ
「スタートレック」ヲタの連帯感がいい感じ
クリンゴン語を操れる警官がいてよかったね、ウェンディ。周りはポカーンだったけれど。
アメリカのスタートレック狂『トレッキーズ』は、尋常じゃないっていうから、クリンゴン語で会話ができる人たちがいてもおかしくないのかもね。
映画の紹介には、自閉症ってかかれてるけど、ウェンディはアスペルガー症候群か自閉症スペクトラム障害じゃないかな。行動や症状的に。それにしてもダコタ・ファニングの演技力はすごいね。「マイ・ボディガード」で才能の片鱗をみせてたから驚かないけど。
スコッティがスタートレックとスターウォーズの違いがわかっていないことに対して、スコッティの息子が、「このまま反対車線に突っ込んで死んでくれ」みたいなこと言ってたけど、わかるね。えらい違いだから。宇宙戦艦ヤマトとキャプテンハーロックの違いがわからないのと同じだから。あ、こっちは絵が同じだから、勘違いするかも😹😹
ヤンキーの夫婦とのロードムービーになるかと思ったけど、いきなりのアクシデントで可愛そうだった。ヤンキーの夫婦との旅でも面白かったんじゃないかな。
ソーシャルワーカー役のトニ・コレットさん。抜群に表情豊かなんだけど、ヘレディタリーを2回もみているせいか、なんか物足りない。『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』みたいに、嫌な性格の女性役があってんのかな。
「スタートレック」ヲタの連帯感がいい感じだった。
フレー!フレー!ウェンディ
自閉症の人達が社会の中で暮らしていく難しさ、周りの人達の接し方など色々考えさせられる内容。でも観ていて、「あーダメ、そこで待ってなよ」とハラハラしたり「頑張って」と応援したり無事原稿出せたときには「あーよかった!」とホッとしたり。観入ってしまった。自閉症の人はズバ抜けた才能があると言われていてもなかなか自分の隠れた才能を見いだすことが出来ない人も多いと思う。ウェンディは見つける事が出来たから、今回は選考落ちてしまったけれど、この文才を伸ばして欲しい。ほっこりできるいい映画だった。
きっとどこかに、理解者はいる
いつも同じ行動を繰り返すことで、日々を過ごしているウエンディ。
熱心に脚本を書いていたことで、日曜は郵便局の集荷がなく・祝日は配達がないことに気づき。
「持っていかなくちゃ」とロスまで行こうと行動するところ。
もしかして歩いていくの?と思いきや。
ちゃんと人に聞いてバスにも乗ったし。なんだ大丈夫じゃん!と思ったら。
次から次へと降りかかる災難。
お金もなくなり、騒音をカットするiPodもない。
おまけに交通事故。
「もう誰か助けてよ〜」って、ハラハラドキドキ。
でも途中で、ちゃんとウエンディのことを理解してくれる人もいて。
なかでもウエンディを見つけた警察官。
ウエンディのカバンを見て、スタートレックネタで話しかけるところ。
「ああ、わかってくれたウエンディのこと!」と思わずうるっときました。
スタトレ偉大なり。
無理と人が言うことでも。
一つのことに熱心ならば、きっと道はどこかで開いている。
それがなんであれ。
ソーシャルワーカーの先生の言葉「スターウオーズのカーク船長って?」。
これで「ちゃいますがな」と突っ込める方なら。
さほど全編に渡るスタトレネタも、大丈夫です(私も3作見ただけでした)。
ちょい役でしたが、ドラマER・ウイーバー先生(ローラ・イネス)が出てたのも嬉しかったです。
しみじみ~。
ダコタちゃん、こんなに大人になっちゃって。
ロードムービー。めざすはロサンゼルス。
スタートレックの大ファン。スポックが感情が理解出来ない部分を自分と置き換えて、脚本を、書き進める。
道のりは厳しい、泥棒にあったり、優しい心に触れたり、、。
人生、そんなに甘くない、だけど前を向いて進めば、違う風景を見ることが出来るんだ!
Please Stand By
最近見たベストな映画、『ローマンという名の男 -信念の行方-』(ローマンというなのおとこ しんねんのゆくえ、Roman J. Israel, Esq.)2017年アメリカ映画 でローマンは自閉症っぽい役をした。
『500ページの夢の束』(ごひゃくページのゆめのたば、原題:Please Stand By)
2017年のアメリカ合衆国映画。
監督はベン・リューイン、
この映画では自閉症の女性、ウエンディー『スタートラック』が大好きで、この話の内容を全部暗記しているほど、何かに特別な才能がある。彼女自身の冒険が(パラマウントピックチャーに自分の書いたスタートラックの話を一人で届ける)彼女に自信をつけ、彼女の将来を明るくした映画。
彼女はアメリカカルフォルニアのオークランドの施設に住んでいる。その彼女がロスのハリウッドまでバスや車にのって一人で行く。彼女の自閉症はすこし大変なようで、自分の施設の前からロス行きの長距離バスが出ていると思っている。毎日のルーティンを暗唱していることで、生活のリズムを作っている。でも、自分の思うように運ばないと、癇癪をおこしたり、パニックになったりしてしまう。その時のマジックの言葉が、この映画の英題Please Stand By だ。
自閉症の人にはよく会う機会がある。相手の顔を見て話すのが苦手なようだ。日本語で言う空気を読むというスキルは全くないが、直球の会話ができるので、自閉症の人との会話には違ったスキルがいる。自閉症によっても、いろいろな症状があると思うが、これといっしょにいきていくため、訓練をする施設や学校があるのはいいことだ。
IT関係の仕事をしている人に自閉症を見かけるが、やっぱり一つのことができる優れている才能を持っているから、あっているのかもしれない。
彼女もスラートッレクのことなら何でもしっているし、クリンゴン語も話せる。(こんな言葉生まれて初めて知った)文才もありそうだ。それに、編み物の才能もピカイチだ。
インクルーシブ教育に興味があるので、こういう類の映画から学ぶことが多い。しかし、このウエンディー役、ダコタファニングとかいう女優はこの役にイマイチだ。話す言葉は自閉症に思えるが、体から滲み出る態度がちょっと。
人は自分を認めて欲しいひとがいます
ネタバレになるので…
年頃のお嬢さんに是非観て欲しいな。
人は自分のことを誰かに認めて欲しい。
一番身近な愛する家族に認めて欲しいよね。
彼女が夢に描いていたことは叶うのか?
是非にご覧ください。
今回のリバイバル上映は今週で終わりだと思います。
映画はやはり映画館で観ないとね!(b^ー°)
少女を応援したくなる
117席シアターを独占鑑賞。娘を見守る親心感覚で健気な少女の行動にハラハラしながら最後まで夢中になった。ダコダ・ファニングの演技も完璧で愛犬の存在感も抜群に良い。
2018-220
2月第3月曜日は大統領の日
締め切り日は2月16日。14日が日曜日で、15日が大統領の日という祝日となっていたため、郵便局に投函しても間に合わない!と気づいたウェンディ(ダコタ・ファニング)はバスに乗って直接LAにあるパラマウント・ピクチャーズまで届ける決意をする。彼女は自閉症の21歳。施設長のスコッティ(トニ・コレット)がウェンディがいなくなってることに気づいて大慌て。ウェンディの姉オードリー(アリス・イヴ)と連絡を取りながら必死の捜索が始まる。
自閉症の女子の性格を見事に演じ切ってるダコタ・ファニング。『スター・トレック』の大ファン“トレッキー”であり、知識の豊富さを生かして脚本を書くのが趣味なのです。バイト先の従業員たちとオタククイズ合戦をしているシーンが面白い。どんなに細かなことでも答えられるウェンディに舌を巻くところだ。また、規則的な生活を強いられるために予定表を読み上げたり、曜日毎に違う色のセーターを着たりするところなんて、自閉症教育という現実も理解しやすい。
施設からLAまでのロードムービーなのですが、バスで往復86ドルの距離。飼い犬ピートがついてきたために、途中でバスから降ろされてしまうが、そこからのLAまでの距離が230マイル。バス停にいた姉ちゃんにお金と愛用のiPodを盗まれたり、交通事故に巻き込まれ病院に運ばれたりと、波乱含みの冒険ストーリーといった感じ。最も感動したところは、警官フランク(パットン・オズワルト)がいきなりクリンゴン語でウェンディに話しかけるシーン!アメリカはこんなにもトレッキーだらけだったんですね!(笑)
「スター・トレック」についての基本的知識さえあれば、十分に楽しめます。エンタープライズ号、カーク船長、スポック、クリンゴン語などなど。調べてみると、姉役のアリス・イヴは『スター・トレック イントゥ・ダークネス』にも出演してるんですね。妹に対する姉の想いも伝わってきます。また、犬に対する愛もエンドロールで伝わってきます。
ちなみに応募した脚本は500ページもなくて、427ページだったみたい・・・
成長の物語
ああいう性質の子に成長というものがあるのかは分からない。ただ、一連の冒険を通じて彼女は確実に成長したかのように見える。そして素晴らしいのは、彼女の冒険に振り回される周りの人々がまた成長していること。
ダコタ・ファニングの演技は素晴らしい。クリンゴン語を話す警官の人も良かったね。
ファニング姉の現在地がわかる佳作
最近妹の方が目立ってるな、ダコタはどうしてるんだ?と思っていたところこの映画に出会った。今の彼女を知るのに最適な映画。
ダコタ・ファニングは妙に貫禄が出てて、21才という役の年齢に違和感を覚えてしまうほど。それでも自閉症の女性をきっちりと演じていたので、今後もいろいろ活躍できることがわかりひと安心した。
一種のロードムービーだが、自閉症なのでいろんなことがうまくいかない。それでも彼女が少しずつ乗り越えていく姿が描かれる。
涙を流すほどではないが、じんわりくる感動を味わえる佳作だ。セーターの扱い方はさりげないけど前向きな未来を感じた。
誰もが自閉症の時代
世の中に、自閉症ではないが、少なからず自閉症気味であると自覚している人は、かなりいると思う。実はその人たちは既に自閉症なのである。
他人とのコミュニケーションをなるべく避けたいのが自閉症だ。避けたい理由はたくさんあるが、根底にあるのは恐怖心である。他人は何をするかわからない。前を歩いている人が急に振り返って襲いかかってくるかもしれないし、走って来る自動車がいきなり歩道に乗り上げてくるかもしれない。こちらの歩き方がおかしいとか、顔が不細工だとか、着ているものがセンスがないとか安物だとか言われて嘲笑されるかもしれない。体や口が臭いと避けられるかもしれないし、存在そのものが邪魔だと嫌われるかもしれない。
兎に角、一歩外に出ればろくなことはないと思ったり、会社や学校に行きたくないと思ったりする人は、他人との関わりをなるべく避けたい人で、それはとりもなおさず自閉症なのである。そう考えれば自閉症の人は相当な人数になり、もはや病気ではなく症状のひとつとするのが適当だ。
人と関わり合うのが苦手だと生きていくのに苦労するのは確かである。だから世の中の親たちや教育者は子供のコミュニケーション能力を高めるのに余念がない。コミュニケーション能力が収入の多寡に影響することを実感しているからどうしてもそうなってしまう。
ところで、歴史上最もコミュニケーション能力が高かった有名人は誰か。言うまでもなくそれはアドルフ・ヒトラーである。その類い稀な能力で人心を掌握し、世界中を巻き込んで人類を不幸に陥れた。ヒトラーのコミュニケーション能力は、最終的には人を屈服させて他国民やユダヤ人を虐殺させるまでに至った。
世の中にはヒトラーほどではないにしろ、他人の恐怖心につけこんで服従させるミニヒトラーがたくさんいる。おのずから社会は自閉症傾向になってしまうのだ。
自閉症は疾病ではなく人間の個性のひとつだと考えて、そういう人も生きやすいように世の中のほうを変えるべきだというふうに、考え方の転換を図る訳にはいかないものだろうか。自閉症は他人事ではないのだ。
さて、本作品の主人公は誰が見ても自閉症である。施設の担当者は例に洩れず、社会に適合できるようにルールを教え、規則正しい生活を強制する。そのやり方が本人に幸せをもたらすのかどうか、映画は鋭く問いかける。
問題は自閉症にあるのではない。不寛容な社会のありようそのものにあるのだ。主人公は不寛容な世の中にあって、誰を恨むこともなく、勇気を振り絞って歩いていく。もはや彼女には誰の助けも必要ない。
社会の役に立つことが人間の大きなモチベーションであることは間違いないが、人間は必ずしも社会の役に立つために生まれてくるのではない。社会の役に立つか立たないか、それはつまり生産性があるかないかという判断になるが、社会に対する生産性とは無関係に人間の根源的な人格を認め合うことが、ヒトラー化しつつある傾向を食い止めることになる。
切り開いて進む勇気。
障害のレベルはいろいろあると思うからこのお話に完璧に同調は出来ないけど成長物語としてとっても心温まる展開だった。自己主張が激しいアメリカの人達だからこういう人達は大変なんだろーなー。
なにげに犬もとってもかわいかった。
小作で凡作 だけど
最近 自分が観たこういうアメリカのドラマ映画が良すぎたせいか、まあまあかな でも それ故に疲れないで見れる。ということで☆3つ
ダコタ ファニング 天才子役は天才ではなくなった。だけど、自分の殻を破って外に踏み出そうとする役と彼女自身が役者として挑戦している感じが よかった。
琴線に触れるほど、深く掘り下げることはしない 浅い だけど 嫌味がない。この監督の別作品も観たくなった。
それにしても 観客の平均年齢は自分も含め高かった ハートフルドラマ洋画世代というのかな が集まってしまったよう
全81件中、21~40件目を表示