「ファニング姉の現在地がわかる佳作」500ページの夢の束 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
ファニング姉の現在地がわかる佳作
最近妹の方が目立ってるな、ダコタはどうしてるんだ?と思っていたところこの映画に出会った。今の彼女を知るのに最適な映画。
ダコタ・ファニングは妙に貫禄が出てて、21才という役の年齢に違和感を覚えてしまうほど。それでも自閉症の女性をきっちりと演じていたので、今後もいろいろ活躍できることがわかりひと安心した。
一種のロードムービーだが、自閉症なのでいろんなことがうまくいかない。それでも彼女が少しずつ乗り越えていく姿が描かれる。
涙を流すほどではないが、じんわりくる感動を味わえる佳作だ。セーターの扱い方はさりげないけど前向きな未来を感じた。
コメントする