「脚本家の自己満足満開バッドエンド」GODZILLA 星を喰う者 おんたまくんたまさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本家の自己満足満開バッドエンド
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最初にはっきり言うが、見る価値なし。
全体のストーリーを端的に言うならばただのよくあるディストピアものに過ぎず、これをゴジラの名前を使って修飾しただけのしょうもない映画。ゴジラって何ですか?怪獣映画って何ですか?そしてそれをアニメでやるってどういう意味があるんですか?ということを、真剣に考えるのが馬鹿馬鹿しくなるようなお粗末な内容。脚本家の自慰行為にゴジラというコンテンツが浪費されただけじゃないかという、強い憤りさえ感じる。
一作目はまだマシ、二作目以降は本当にひどい。人物描写もブレ過ぎてて、登場人物に感情移入がまったくできない(むしろ自分はビルサルドに感情移入した)。
圧倒的な力に抗うことのできない人類の悲壮感や虚無感を強調したいがゆえの無駄なシーンが多すぎて、途中で飽きてしまう。
よくありがちな「人類の驕りが自然の怒りを買った。文明は滅びるべき。人類は原始の生活に戻るべき」みたいな、一体何年前の価値観なんだよそれは、という余りにレベルの低い脚本が延々と続く。
そして挙句の果てに不必要な大虐殺と主人公の死。しかも、きっちり子種を残してるあたりが浅ましくて気持ち悪い。
全てに納得できるストーリーがない。
全てのシーンが不連続で無駄ばかり。
脚本家は反省して欲しい。
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