「精神と概念の怪獣」GODZILLA 星を喰う者 ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)
精神と概念の怪獣
このシリーズの中で一番面白く観れた。
回を追うごとに抽象的に概念的になっていく怪獣たち(本作での怪獣の定義づけも興味深い)。
本作は今まで以上に哲学の域に踏み込んでいる気がする。メトフィエスとハルオの問答なんてとても哲学。
あと宗教ってこうやってできるんだなあとメトフィエスを見て改めて学んだ。
メトフィエスの求める終末論も理解できるが、その上でハルオが選んだ生き方にグッとくるラストだった。
メトフィエスとハルオの関係もなかなか複雑で熱い。
しかし黄金のギドラのゾッとする美しさと恐ろしさよ。
素晴らしかった。
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