「もう一捻り欲しかった」GODZILLA 星を喰う者 hk-ainselさんの映画レビュー(感想・評価)
もう一捻り欲しかった
発展しすぎた文明は「怪獣」を生み出すというのは、ゴジラ映画の本質的な部分だと思うけど、だから原始に帰ろうっていうのは違う。それじゃ単なるテクノフォビアだし。原爆は悪だから、原子力も悪だ、あらゆる科学は悪だ、と言っているのと変わらない。
テクノロジー・科学や発展の持つ負の部分も、人間は超越できるんだって、そういう最後の最後に前向きなエネルギーがない怪獣映画はただひたすら陳腐なだけじゃないか。
前作であれだけ仄めかしておいて、vs ギドラは残念な感じだし、モスラにいたってはどうなのアレ。
本当に作りたかったのはコレですか?という感じの出来だった。
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