「戦犯は静野監督」GODZILLA 星を喰う者 Chronoさんの映画レビュー(感想・評価)
戦犯は静野監督
ゴジラや特撮にに全く興味が無い人にゴジラ映画を作らせたらこうなったという最悪の例になってしまった。瀬下監督と虚淵玄だけに作らせるべきだった。
メカゴジラの頭の形をしたメカゴジラシティ、最後には高さ1kmになるメカゴジラの登場。瀬下監督と虚淵玄の冗談だったとはいえ、非常に魅力的に思えるのだが、それをすぐに却下した静野監督には怪獣映画ファンとして反感を抱かざるを得ない。当然第3部のキングギドラとの戦いも違うものになっていただろう。ストーリーはまあこんなものかと思ってたけど、こういう副案があったのであれば、静野監督の意見なんかガン無視して作って欲しかった。というか、二人だけで今から第2部を作り直して欲しい。綺麗にまとまっていたとはいえ、それくらいこの第3部のストーリーや戦闘シーンは拍子抜けだった。
それでも評価が3なのは、映像技術がとても良かったこと、特にキングギドラの表現技術が素晴らしかったのと、それでもやっぱりゴジラはカッコいいと思ったため。
この映画の中で一番感動したシーンは本編ではなく、予告にあった来年5月上映のモンスターバースの新作。前から何度も観ている予告編が映画館でより高画質で観れたのは非常に嬉しかった。ゴジラxギドラxラドンxモスラの戦いにはとても期待している。
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