「異世界に飛ばされたけど竜人ツンデレヒロインと地球を救うンゴwwwwww」宇宙の法 黎明編 まるおさんの映画レビュー(感想・評価)
異世界に飛ばされたけど竜人ツンデレヒロインと地球を救うンゴwwwwww
異世界に飛ばされたけど竜人ツンデレヒロインと地球を救うンゴwwwwww
現代風に一言で言うとコレです。
信教の自由は世界的にも認められている基本的人権なので、誰が反対賛成無関心でもその人を自分はああだこうだ言いませんが、ああだこうだ言ってくる親族の信者に押し付けられ、本当は一切の無視をしたかったのですが、反対意見もあるべきだなと思ってレビューを書きます。
まず、※巨大な水の流れ(津波を思わせる)に建物が飲み込まれるシーンがありますストレスを感じられる方にはオススメしません。この表記は必要だと思います。中盤ですが結構釈然としない理由で街が水没させられます。水没以外の手もあったのでは?
自分が観た回では、自分の他に五人いましたが、開始15分もせず老夫婦が、続いておじさんが出ていかれました。人生で初めて見た光景でした。素晴らしい映画体験です。
前作まで見ていた前提での開始、増える登場人物、謎の生物、バトルアクション、仲間の闇落ち…………ちょっと訳が分からないなこの映画。そりゃ信仰してても出て行きたくもなりますよね、わかります。自分はポップコーンを買ってしまったので出て行くにももったいなかったです。
金髪美少年枠がいきなり闇落ちします、結構すぐです。あと絶対このシーンこだわった人いるなって感じの迫力を感じました。大変性癖を感じました。ご老人もびっくりして逃げ出したくなる迫力です。よかった客席に赤ちゃんがいなくて……トラウマレベルですね。
え……メ○テル?メ○テル???えめっちゃメ○テルやん。え?聖闘○星矢???
訳が分からない間に戦ってたかと思えばなんか観た事のあるものが増えていくのです。
青い人完全にアバ○ーじゃないか。なんで先に赤い人出さないんですか。あれじゃあアバ○ーのパクリと思われて仕方ない。
え?ホグ○ーツ最終決戦?あ、違った。アベン○ャーズのソコ○アかな???
って感じでどこかで見たものが目立ちます。
オリジナリティもなく、最後の敵も人が気持ち悪いと思う虫の姿。虫だけに無視するなよとも言います。寒。
重要そうな神々しい登場人物(出演時間が長いとは言っていない)が出てくると突然の曲からのプロモーションビデオはオリジナリティ溢れてます()
あと気になったのが時代考証ですかね。制作側が提示する歴史およびそこにある文明レベルを知らないので詳しいことはわからないですが、3億3千年前の武器が投石って原始時代かいな。そのくせ死者を運ぶ荷車……頑張って平安時代ぐらいでしょうか。
そして3億3千年前が少なくとも平安時代西暦千年の文明レベルって文明の発達速度めっちゃ遅くない???スマホもここ数年で現れ進化しているのに3億年強何してたんや?ってなります。
突然の神登場。「私だ」「お前だったのか」
ダイナミックな魂wwwwwwwwwww神様そんなアバウトな横文字使うのか。
金星の文明を作っといて満足したから終わらせたとか傲慢かよ。この神()タイラーの故郷の星を実験的に作って、なんか故郷壊されたの?じゃあ君もうちょっと先の計画だったけど一人生き残ったから故郷捨てて悲しみ忘れて地球に行ってね。っておい!!!実験的に文明作って?満足したから終わらせて?まだ足りないから地球作るよ??この神何がしたいねん。いたずらに模型作って壊してるだけやん??神の意のままに()かよ。いやもうなんか人間作らんでも崇高な神やねんからなんか満足できることできるやろうよ。いらん手間かけすぎやろ。「暇を持て余した」「神々の」「遊び」
って思うとダハールの言い分めちゃくちゃわかる。いやいやお前の都合で何うちの故郷捨ててんねん。って感じです。
もう一度ダハールの蜘蛛姿を蒸し返しますけど、蜘蛛って本当は糸は尻じゃなくて口から出すんですよ。どこぞの蜘蛛映画よろしく美女に蜘蛛の糸を吐く時だけ尻からぶっかけまくってて、いやお前……って感じを思い出しました。懐かしいです。
デス○ターみたいにタイラーがザムザの星壊したのにえ??そんな簡単に仲直り出来るのに、地球に入ってくる他の星の人を許せなかったの??
登場人物、特に主人公の行動原理がわかりません。
ザムザさんのセリフに、中の声優さんが芸能界を引退した要因の一部と思われる主張に似たセリフが多かった気がするのですが、とても楽しそうに演じられていると思いました。プロの声優と並んでも引けを取らない。まあザムザはツンデレキャラなので最後には丸くなりますから、人肉を食べるキャラではないんですね。あれは引退したいだけの適当な理由なんでしょうが、またアニメとかのせいにされるのは敵わないです。
攻めてくれと言わんばかりの町の形。
あのとんでもない攻撃のせいで他に死者が出たでしょうになぜザムザのみが蘇っていいことになったんでしょう。主人公を助けたから?他にも街中には周りに避難を呼びかけた方がいるかもしれないそのまま逃げられず死んでしまった人がいるかもしれないのに。まあ、アニメーションですから御都合主義ですよね。
プロモーションビデオ()しかり神のお言葉()しかり、あとキャラのセリフに謎の間があるところからもわかるようにストーリーは流れるように進みません。観ていて早送りボタンが欲しいです。1.5倍速がちょうどいいと思います。
ですが、映像美は大変良かったと思います。さすが宗教映画と思わせる目が痛くなるような金色の使い方。金色があまりに飽和状態。あれ?金色って価値のある色だっけ?と思わせるぐらい金色ばかり。でも綺麗ですね。
音楽は大変壮大なもので神々しさ満点、聴いていて心地いいくらいですが、戦闘の音楽や最初に日常の音楽との差が広すぎて、もう少し歩調を合わせ全体が美しい音楽で包まれるようにしてほしい。
近年のアニメーション映画では珍しいメジャーどころの声優さんを集めています。これだけ壮大でストーリーの繋がりもゴリ押し出来るものを製作できるのですからお金はいくらでもあるのでしょうね。
ストーリー:ぶつ切りで描きたいことを描いてなんとかつなげている感じで、ちょっとついて行けないのになぜか1.5倍速にしたくなる。信者と思しき老夫婦やおじさんが態度で示してくれたように我慢できない人には見るも絶えないようです。
キャラクター:なんかいっぱい出てきますが個性を示す前にほとんどが再び登場しなくなるので覚えていなくても大丈夫です。大まかにプロモーションビデオがある登場人物の分類は神。主人公とツンデレキャラ以外はモブなので気にしなくて大丈夫。
演出:雰囲気はすごいけれど、何がすごいか具体的には挙げれない。雰囲気だけ、目を凝らしてよく見てはいけない。
声優さんのすごさに他のところは目をつむって、この点数にします。