「わかる人とわからない人が大きく分かれる作品」宇宙の法 黎明編 Marsさんの映画レビュー(感想・評価)
わかる人とわからない人が大きく分かれる作品
一信者としてのコメントですが、
さくらだとか、宗教性を入れるなとか、著しく低いレビューをしている人たちが結構いますが、そもそも幸福の科学の信者が出資した映画なので、宗教性があるのが当たり前です。同時上映されたアメリカの一般人が、この映画を観た後に答えた一番多い感想が、「最後のアルファ神の言葉に感動した。肌の色や性別や人種で人を差別するべきではなく、皆同じ神の元に生れた仲間であり、愛の大切さがよくわかった」といった内容です。愛の大切さを説くキリスト教を信じるアメリカ人は、逆にこの映画の宗教性を評価しています。愛の内容を理解出来ない方が、明らかに可笑しいでしょう(最初から攻撃するつもりのコメントでしょうが、海外ではこの部分を理解できなければ猿扱いですから、結局は逆効果です)。
幸福の科学は、独自の教えだけでなく、仏教、キリスト教、イスラム教、日本神道、さらに儒教、老荘思想、ギリシャ哲学など、根本的に人間やこの世の真理を解明する教えを肯定し、そこから学んでいますので、正当な宗教を理解出来ない人には難しい教えなのかもしれません(もちろん時代の経過による宗教の形骸化やエゴイスティックで暴力的な邪教は、はっきりと批判している)。
さらに、この作品は時空間という異次元空間を理解できなければ、なかなか理解が難しいでしょう。この世は三次元空間ですが、過去と現在と未来という時間がさらに一緒になった空間が時空間です。アインシュタインが存在を証明しましたが、科学知識がないとこれも難しいです。
幸福の科学では、霊界をこの異次元空間と理解しており、さらに、科学技術が地球の何百倍も進んでいる宇宙人が既にこの異次元空間を科学的に証明し、利用していることを認識しています。ホーキング博士は、神を否定していた面では間違いですが、地球より科学的に進んだ宇宙人が地球を侵略するかもしれない、と主張していた面で肯定できます。宇宙人にも地球に友好的なものもいれば、侵略の意思があるものもいることを教えているのが、この映画のもう一つの意味です。
これらの宗教的真理のある内容と今ある地球の真実を、アニメ映画で分かりやすくダイナミックに表現できたのは、凄かったです。