「音楽が良い。一度ではストーリー展開が分からないかも」宇宙の法 黎明編 研きのおやえさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽が良い。一度ではストーリー展開が分からないかも
映画のチラシでは、5人の男女と千眼美子(清水富美加)が声優を務めた宇宙の女帝が主人公だと思って見たが、
悪役のダハールの存在感も大きかった。
3年前に公開されたUFO学園の秘密では、ダハールの名が出ていたが、声優や作画の力で、今までにないキャラクターの味を出していた。
ザムザとダハールの存在が、これまでの映画と違う
悪の存在理由迄に踏み込んだ部分が面白かった。
移民問題や価値観の違う国の人々とどう調和していくのかも考えさせる映画で、
強いものが弱いものを支配するという価値観を持つ宇宙人と同様、軍事力や経済力の力で、他の民族を支配しようという国は地球には存在すると思った。
前半部分の主人公のレイとタイラの対立理由の根拠が薄弱だと感じられ、もう少し深く掘り下げて欲しかった。
音楽は全て良かった。CD買おうと思っている。
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