「再起」たった一度の歌 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
再起
埼玉県本庄市出身の4人の視点で、地元の青年合唱団によるライブイベントの前日から当日に起きる出来事をみせる話。
4人の視点をパート訳して一日のエピソードを繰り返しみせて行く展開で、オーバーラップするシーンもあるけれど上手くカットしていたり、ニュアンスを変えて撮影されていて飽きは少ない。
前情報をあまり持っておらず、最初はマジメな感動作なのかと思っていて、演出や演技等の表現に違和感があったけれど、徐々にコメディ色が強くなっていき違和感は消えた。
そんなアホなとも思えるクライマックスが、おふざけ満載のリアクションや展開からの流れが免罪符になり、寧ろ感動的になっていて、世紀の茶番劇とは良く言ったものという感じ。
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