「「働き方改革」って多分こっちだわ」七つの会議 gomes0518さんの映画レビュー(感想・評価)
「働き方改革」って多分こっちだわ
顔芸大会はいつものこと(ソコ笑いどころ
野村萬斎の狂気感じる演技を、ふざけんてんのかwと始めは思ったものの、終盤にはめちゃくちゃ癖になる奇怪な演技というか、鬼気迫る感も含めて鬼演過ぎて最終的には「か、カッケー...(明日から真似しよ...」とすら思うレベルで、素直にすげーわ、この人と思いました。
プロットの甘さや取材が足りない・リアリティーが〜という点は、映画という時点でエンタメ・フィクションなので余り個人的には重点を置いておらず、半沢同様に「典型的な日系大企業の体質を描くこと」が必要条件だったように思い、気にするだけ損かなと。
※どうしても気になる・そういう粗探しが楽しい!が映画の楽しみ方であるなら、基本的にスタンスや求めてるモノが異なるのであんま参考にならないかも。。
「終盤深夜の旧知同期2人の語り」と「エンドロール」がズシンと来てて、やたらと「働き方改革」を錦の御旗として、やれ拘束時間短縮だ、オフィスの電気落とすだ、BIツール・RPA導入だなど、形式やフィジカル面に寄った何かがズレたアプローチをよく見かけますが、自分の働き方や所属してきた組織を振り返ると日本のサラリーマンの働き方改革ってこういう、
「正しいことを正しくやる」
という個人と組織のマインドセット変革の方が遥かに重要度・優先度は高いのかも、と思わせてくれる作品ではありましたし、職業モノのエンタメ作品としては個人的に満足です。
コメントする