「萬斎の薄ら笑いが光る。」七つの会議 Masashi Kamataさんの映画レビュー(感想・評価)
萬斎の薄ら笑いが光る。
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結果的に悪役を倒すことは出来なかったし、メンバーそれぞれが本当に幸せかは分からないけれども、それくらいがいいのかもしれない。
お芝居を楽しむ映画というか、演者さんみなさんのワザが光るような映画だったかなと思います。
製造業のことはわからないのでリアリティのところは特に気にせず楽しめました。
上映時間はほぼ2時間でしたが、魅力的なお芝居に引き込まれて飽きずに観ることができてよかったです。
客層はいわゆるオジサン世代の方々で、上映中ちょっとうるさいなぁと思いましたがまぁ仕方なし。
ザ・日系企業の体質というか、大手企業傘下のグループ会社で勤める悲哀というか。
組織の力学的なところがうまく描かれて(たぶん皮肉られて)、典型的な日本企業に勤めていた経験のある私には納得できる人物関係と雰囲気でした。
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