「皆さん『爽快な結末』と言うけれど、、、」七つの会議 真紀さんの映画レビュー(感想・評価)
皆さん『爽快な結末』と言うけれど、、、
クリックして本文を読む
内容は面白かったです。
今の日本社会の『あるある』を適切に突いていると思います。
でも、八角は正義の味方では無いと思います。
「不正拒否&顧客の死」を理由に、営業の仕事もろくにせずに、その後20年もグウタラ在籍し給与貰えるのは北川等の周りのフォローあってこそ。
顧客の死も、「会社が強いるノルマ」が理由で無く「営業の購入後のフォローミス」が原因だと思います。
「無理して売りたく無い」人ばかりだと会社が成り立たない。
利益を生む人の集団が「会社という組織」であり、「組織である」からこそ、毎月纏まった給与を従業員に支払えるのだと思います。
逃げたくせに在籍続ける八角より、不正を黙認しながらも会社(=会社で働いている全従業員)の為に動く北川部長に最初から最後まで好感が持てました。
もちろん、不正は悪い事です。
社会が利益で回っている以上、不正は無くならないと思います。
ですが、顧客信頼を得る為にも不正にならない着地点を探る必要はあると思います。
フィクションでは有りますが、色々考えさせられる内容でした(^_^)
コメントする