「亡くなった息子を求める母親の喪失感」ハナレイ・ベイ 重さんの映画レビュー(感想・評価)
亡くなった息子を求める母親の喪失感
吉田羊扮するサチは遺体安置所で19歳の息子タカシの死を確認した。カウワイ島ハナレイベイでサーフィン中サメに襲われたのだった。サチは息子の手形を取る事を勧められた。
息子に先立たれるのは何より辛い事。ましてやサチに襲われたのはショックだろうね。日本に帰らずに留まる事にしたサチ。母子家庭だったから息子を失った浜辺にいたかったのかな。でも日本へ帰って葬儀後直ぐに息子の部屋を片付けるなんてね。ハワイで少年たちと触れあって慰められるのかな。息子の亡霊話なんか聞かされたりして、 亡くなった息子を求める母親の喪失感だね。観てると何処かサチにも問題ありそうで酷い夫と悲惨な暮らしして、吉田羊主演作にしてはちょっと行間が多すぎる展開だな。
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