ビハインド・エネミーライン 女たちの戦場のレビュー・感想・評価
全3件を表示
戦争と人間の怖さを描いています。
男性は全て出征したウクライナの寒村で、流れ着いたドイツ兵と住民の女性が殺し合いに発展する・・・と言うストーリー。
ハリウッドで良く作られるステレオタイプのナチス物ではなく、ドイツ陸軍が登場する作品です。
彼らはヒトラーを茶化し、赤軍に怯える普通のドイツ国民。
そして村民はドイツとソ連の狭間で、自らの命を守るために、或はソ連に対する忠誠の為に必死に行動する。
ふとしたきっかけで、復讐心と猜疑心が高まり殺し合いに発展していくシーンは、フィクションとはいえ、あり得そうに思えて悲しくなります。
救いがないストーリーで、改めて見たい作品ではありませんが、一見の価値はあると思います。
ただ、各々の行動にいたる思考が分かり難いかもしれません。例えば、最初に発端を作った少尉がなぜあのような行動に至ったのか・・・等を分かりやすく描いてくれたらもっと良かったように思えます。
コメントする (0件)
共感した! (1件)
敵を見極めて戦う方法
1941年のウクライナ、ドイツ軍の小隊が主力からはぐれてしまい、さびれた農村にやってくる。
この村に男はおらず、女、子供、老人だけだった。
女たちはドイツに味方するものと、ソ連に味方するものに分かれてしまい・・・。
戦争ではよくある話かも。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全3件を表示