「古代と現代を行ったり来たり」かぞくわり ruru_runさんの映画レビュー(感想・評価)
古代と現代を行ったり来たり
折口信夫、役行者、大津皇子、中将姫、當麻寺、二上山、大神神社…。こうしたキーワードが立て続けに並んでいる映画なら、観ないわけにはいかない、という思いで劇場に駆けつけました。作品は、現代社会に適合して生きられないアラフォー女性が、実は古代に生きた伝説の姫の生まれ変わりである、というところから物語は始まります。その女性を取り巻く家族は、それぞれ心の闇と歪みを持っていて…。
決して派手であったり、わかりやすい単純な映画ではありませんが、奈良の奥深さを感じる映画です。
コメントする