「源流」傀儡 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
源流
雇われ記者が12年前に故郷で起きた自身の当時の恋人の事故死について取材をすることになり巻き起こる話。
久々に帰った故郷では死んだ彼女の妹と母親が先生と呼ばれる元容疑者と共に暮らしているという状況で、そこに主人公が入り込んで行く。
登場人物達の背景や関係性をみせながら、事件に関わること調査や展開はは各登場人物の視点ということなのか、まるで異なる出来事を繰り返してみせていく。
それも狙いらしいが、複線を回収しなかったり、最後まで曖昧で何が言いたかったのかという部分も多くスッキリしないし、一応当日の出来事としてみせているものも事後に現れた筈の元容疑者の発する父親に対するセリフに違和感が…これも誰かの脳内の話なら全てが霧の中。
「傀儡」というタイトルからしたら何が起きたのかより、どう形成された人物達なのかが大事なのかも知れないが、ちょっと自分には難しい。
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