ジャッジメント・デイのレビュー・感想・評価
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心の平安を探す旅
この映画でのテーマ〜は自分の心の平安だと思った。小さい頃、 ハンセン病でそれらの人が住む場所に捨てられてしまった子供Beshayが生き残っていて、決意して自分を捨てた父親に会いに旅に出る話。Beshayはどこにいっても、ハンセン病のために顔が傷でくずれているから嫌われる。あるときは僕は人間だと叫ぶジーンがある。強烈だ。なぜ彼そのものを受け入れてくれない!
自分は人間だと思っていても自分を見る人は自分を人間だと思えない。それに、もう再発しないのにも関わらず、感染病だとも思われている。ましてや、自分を一旦捨てた両親や兄弟、会いたくても、また拒否されて追い出されると思うと、訪問することなどとてもできやあしない。また、追い出されたらどうしよう!どこでも拒絶され続けているから、顔には白いヴェールを被っているが、それは仮の姿。でも、全ての人に拒まれても、家族に受け入れられたことで自信が蘇る。そして、彼の、自分を試す旅は成功に終わり、ハンセン病の人々が住む場所に戻っていく。自分そのままでいることが、なぜ人々に受け入れられないのか? このコンセプトは今も大きな社会問題だ。
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