「辛いとき空みあげよう」イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり a0さんの映画レビュー(感想・評価)
辛いとき空みあげよう
冒頭から、心臓がヒュンとする場面あり。宇宙映画のような音が何も聞こえない瞬間、呼吸音だけきこえる時間。雲に影がうつる瞬間。雪が舞う瞬間。とってもきれいなので、ぜひ大画面でみるべき。3Dで観たい。
街並みや馬車、色鮮やかなドレス、紳士のお洋服。(自分からは)非日常の世界。大きなスケール感、ちょっとしたエンタメ感。
どうにもならないと思ったとき、助けてくれるのは知識だなと思った。
あと、こうやって人類や科学は進化してきたのだなあと。「ばからしい」「そんなこと知ってなんになる」を跳ねのける意思があったからこそ天気予報があること、当たり前だけどすごい。
観る前は明るくきれいな映像を楽しめる作品なのかなと想像していたけど、
実際は、手に汗握るハラハラ展開、自分の指先も冷えくるような怖さもあった。ゼログラヴィティ感ある場面のところのカメラ回しはわざとかな。
(辛いときでも大変なときでも)空だけは開けている。そんなメッセージ性がある作品。
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