「空高く飛ぶ蝶が素敵です」イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり まめこさんの映画レビュー(感想・評価)
空高く飛ぶ蝶が素敵です
私、学生時代に気球サークルだったので、気球と聞いて楽しみにしてました。
気球に乗ってしまったら、高度高くなると地上の人関係なくなるじゃないですか。完全に気球に乗ってる2人だけの世界になる。だからそこでどんな話をするか、ってすごく大切だし、貴重な時間になるんだよなあ。その時間がとても良く描かれていたと思います。男と女だけど、恋愛に持っていかなかったのがGOOD!
ゼロ・グラヴィティと比較されたような予告編だったけど、それは少し違う気がしました。ゼログラとは異なる面白さがありました。
150年前くらいの設定だけど、衣裳がいまいちいけてなかったなあ。なんか地味。そういうもんなのかしら。ただ、電気がおそらくない時代(流通してなかった時代?)の夜の描き方は、良かったです。蝋燭の明るさってこんなもんだよね、っていう妖しさがありました。パーティーのシーンとか。
ただ、私寒いのダメなので、空に行けば行くほど寒くなるじゃないですか。なんで手袋しないかなーって、そればっかりが心配になってしまって。。。あるでしょ、さすがに。って思ってしまった。。。
最後の終わり方も素敵でした。あのゴンドラの中でどんな話をしたのかが気になります。
kossyさん
コメントありがとうございます。−15度でフロックコート1枚はそりゃ気を失いますよねww
私が学生の頃はヘリウムガスでしたよー。熱気球でした。当時はどうなんでしょうね。そういえば、私が学生の頃は溜めたヘリウムをバーナーで温めたり、映画みたいに空気抜いたりして上昇と下降をしていたんですが、劇中の気球にはバーナーみたいなのなかったですね。
気球サークルは、日の出前に上げて、日が出てきたら降りてました。サーマルって言って上昇気流で、危ないんだって先輩に教わりました。懐かしいなー。