「あなたはジャッキー・チェンか?!」イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
あなたはジャッキー・チェンか?!
絶対凍傷になって手の指を何本も落としてるに違いない。などと手袋をしないアメリア・レンを見て思いました。それにしてもあんなことやこんなことも・・・死を目前にしたら大胆に攻める攻める。
ジェームス・グレーシャーが計器マニアという設定、アメリアが夫を気球で亡くしているという設定が物語を盛り上げました。そして序盤からハラハラさせる見事な脚本。犬を落としてしまうというところから心臓バクバクでした。さらに雲の中はジブリの実写版みたいなものですが、これがまた凄い内容。あれで何メートルくらいでしたっけ、もう天気予報がどうのこうのと言ってる場合じゃなくなりました。
さらに7000m。地上じゃエベレストの高さです。そりゃ酸欠になるわ、凍傷になるわで過酷な状況。おまけに降下するための弁が凍り付き・・・といった展開です。大気圏がある!などと今の科学に貢献していることは確かですが、さらにその上には地球温暖化で重要なオゾン層がある。などと考えてたら、気球の運命が・・・
どこまでが実話なのかはわかりませんが、高度10000mというとてつもない世界を映像によって体感できました。今日も寒いです。手がかじかんでタイピングもままならないというのに、よくぞあそこまで無茶したもんだ・・・マイナス50℃だそうです。
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bloodtrailさんのコメント
2020年1月20日
kossyさんへ
毎度お世話になっております!
凍り付いた壁を登るロック様(ジュマンジ・ネクストレベル)を思い出してしまったんですが、ジャッキーにも張り合ってたんですね、フェリシティ・ジョーンズ!
低温・低圧・低酸素濃度の三重苦。よく生還できたもんです。巡航高度を飛んでる飛行機から、機外に放り出される様なもんなのにw