「上空1万メートル。そこは、2人だけの特別な世界。」イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
上空1万メートル。そこは、2人だけの特別な世界。
「想像できることは実現できる。」
そんな言葉を言った小説家がいましたが、この映画はまさに夢を実現する素晴らしい作品でした。
空が大好き、高い所大好きな人にはお勧めしたい作品!
そして、なんと言っても、エディさんと、フェリシティさんの共演が観たい人に必見!
『博士と彼女のセオリー』では、素敵な夫婦を演じた2人ですが、今度は気球乗りになって、空を目指すという…。
誰も達成したことのない、前人未到の高度1万メートルの世界へ…。
始めは優雅に楽しい旅行なのかとワクワクドキドキしていたけれど、あっという間に雲行きが怪しくなってくる…。
雷と大風に気球がクルクル回って荒れ狂う姿に、もうおしまいかと思いきや、雲を抜けたら一気に別世界。
まるで、『天空の城ラピュタ』を想像させる世界が待ち受けていて感動しました。
シータとパズーのような素敵な2人(〃ω〃)
さあ、楽しい旅にレッツゴーなのかと思っていたら…とんでもない!
これで安心したら大間違い!
ここからが自然を相手にする恐怖の時間の始まり始まり
…:(;゙゚'ω゚'):
次々に待ち受ける危機に、どこまで耐えられるのか最後まで心臓バクバクする事必須。
とっさの機転でこの困難を乗り越えようとする、2人のバイタリティに注目です!
なかでも、フェリシティさんの快活でオテンバな姿が、前作とは真逆でとても楽しかった!
気球の上に乗ったり滑り降りたり、ロープからロープへ移動したりと、まるでサーカスの団員の如く激しい動きにビックリ!
こんなこともできるんだ!って、最後の最後までびっくりさせられました(笑)
エディさんは相変わらず、優しくて物腰柔らかな雰囲気のお方。
対照的な2人ですが、目指す目標は同じだったからこそ、この旅行は実現したのでしょう。
夢は願っているだけでは叶わない、行動に移すことで実現するのですね。
この映画を通して、叶えたい夢は誰に何と言われようと、決して諦めてはいけないと教わりました。
2人の諦めない努力と気持ちの強さに拍手です!
(((o(*゚▽゚*)o)))