騙し絵の牙のレビュー・感想・評価
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面白いかと言われれば面白い
テーマはありきたりと言えばありきたりですが、大泉さん、上手いです。周りを固める俳優の皆さんも素晴らしい。
でも、「ノーサイド・ゲーム」を見た時も同じことを感じたのですが、ちょっと物足りないんです。大泉さんにはもっとふざけて欲しいんです。
映画なんだから真面目に演技するのが普通だろー!と言われればそうなのですが、たぶん、チョイチョイ大泉さんのアドリブのように思えるお茶目な演技があって、そこもっとー!と思ってしまうんです。
これ、20年も「水曜どうでしょう?」を見続けた後遺症ですよね?
エマストーンを勝手に使うな!
いや、それはウソでしょ?w
開始直後、劇場映画を前提としない、家庭のTV画面サイズ前提の画の作りにガッカリ。も、直ぐに立ち直り。期待ほどのドンデン返しは無かったけれど。失速感無しで一気にラストまで畳み掛ける作り込みには大満足です。
面白かった。とっても!
Everytime we say goodbye I die a little はjazzのスタンダード。「バイバイの後少し死ぬ」がいきなりツボですもん。
太宰とチャンドラーの会話とか聞いてみたいんだけど?えぇん?フライドチキンと豆腐くらい食い合わせ悪いだろw
松岡茉優のもんです。チカラの出し入れが絶妙です。彼女一人でリアリティ作り出してます。ありそうな話に見えてしまう不思議。大泉洋の宛て書き脚本で、大泉洋を食ってしまうのって凄いw
「.皆んなウソをついている」と言えばそうなんだけど。策略レベルかねぇ、謀略以下だよねぇ、あ。大ウソの嘘っぱちをかました人は、策略の返り討ちに遭ったよねぇ。何にしても、誇大広告には間違い無いけど、ソコで売らなくても良いざましょ、って思いますw
ところで。結局、由緒ある小説誌は無くなったままなんかい?
それも、どうかと思うニャン。
それと。Glock17と19との違いはシンプルに「大きさ」です。細かい形状差を気にする人はいないんじゃないかとw
信楽焼き
カリスマ社長が亡くなり専務が社長代行を務める出版社で、売れない雑誌の縮小と廃刊が次々と決まっていく中で、生き残りかけてリニューアルをする編集者の話。
文芸誌を看板にしている薫風社で、看板であった筈の小説薫風までもが月刊から季刊誌に変わる中、他者からやって来たばかりの曲者編集長率いるカルチャー誌TRINITYが仕掛けて行く。
口八丁手八丁で部下も作家も転がして行く姿が愉しいこと。さらに才能や人柄を見抜き読む力に発想力まで備わっているのに、謎の胡散臭さw確かに大泉洋を当て書きしたっていうのが良くわかる。
そしていいように使われいつつも、地道に自分の仕事を進めていくバカ正直な本屋の娘。
山場も大オチも悪くはなかったけれど、新人作家の振りが見え見えだったし、仰々しく掲げたKIBAプロジェクトも大したこと無くて、個人的にはTRINITYステークス辺りがピークだったかな。
騙された
原作未読です。
予告を観てずっと楽しみにしていました。
騙される、と聞くと警戒をして観るのですかが、
出版業界は詳しくないので
話を理解することに集中してしまい、
これはもしかして…といった予測もできずに観ていました。
こうなることまで速水さんは予測できてたのだろうか、とか
久谷さんの立場が理解できなかったり、
最後の方で時間軸がわからない場面もあったりと、
自分の勉強不足もあり、疑問点もありましたが、
最後まで楽しく観させていただきました。
私は好きなものは手元に置きたいと考えてるので、
紙媒体はあって欲しいと思います。
凄いスピード感
過去に大きく売れた作品をいくつも出した大手文芸出版社
だが、現在はAmazonなどの(作内でモロ名前が出てる)電子書籍化に押されて雑誌が全盛期の10分の1にも落ちつつあった。
そんな中主人公はその日本文学専門の新人編集、実家が本屋でやる気もあり誰よりも早くに出社し新人賞に出された作品から一人の作家を見つけだすが編集内での古いやり方採用されずに戸惑っていた。
そんな中、出版社の別部署の編集長としてやってきた男(大泉洋)が主人公を巻き込み
取締役
社長
文芸編集部
世論
炎上
など様々な手段を使い翻弄し騙していく物語。
だが、しかし………
っと、レビューも早口になりそうなほどのテンポが早く今どうなって、え?っと次々と起こる事案において行かれそうになり最終的にえ?っと再び思いながら終わりました。
自分的には新しい感覚だなと思いましたが物語の幕引き的にはもう一歩、何か欲しかったかなぁっと思いながらもアレの方がいいのか?と悩んでしまう内容でした!
どちらかと言うと面白く、また機会があれば見たいなと思える作品でした!
「きっと面白いよ」、でも予告動画は罪
大泉酔う、、、愛されていますね。
ちなみにヘリコプターに乗るシーンはありません。(ファン向け)
予告から「騙される」とか言う映画は、どう騙されるのか構えてしまうので嫌い。この映画もそう、、かと思ったら、ちゃんと騙された(笑)
速水というキャラクターがカッコイイ。ちょっとふざけた感じと、頭かキレる感じ。これが大泉洋の当て書きかと言われたら、ちょっと違うような気がしますが、映画は予想を超えて面白かった。
もちろん、他の方々もとてと良い。
全員、、、当て書きか?と思えるようなキャラクター。
その中でもやっぱり良いのは松岡茉優かな。
このキャラクターだけ残して、色々な職業などで、続編、、というか、別編が見てみたい。
一生、大泉洋の当て書きのままで。
もし騙されると知らないで見たら、もっと楽しめるのに。てか、原作小説のタイトルに「騙」って書いてあるか。
結局、、あと予告動画だとかなりハードルが上がってしまう。観客動員までならこれで良いのかと思うけど、実際に映画を観てガッカリされてしまったら、クチコミ評価は悪くなってしまう。あの予告さえ無ければ、もっと楽しめるのに。残念。
作品は面白いけど・・・
作品としては面白いけど、映画としては果たしてどうなのかな?
映画ってのは1カット1カットの間に余韻とか作者の思いとかがあるものじゃないかと思うのです。
然るにこの作品はフルカットに情報をぎっしり詰め込んで余韻が入るような隙間がなさそうでちょっと映画としては・・
面白いけど心に余り残らない作品。
毒にも薬にもならない THE 松竹映画
つまらないかと言われたら酷評するほどでもない、おもしろいかと言われたらオススメするほどでもない、これだけの豪華キャストを揃えたうえでこの程度のクオリティに着地させるのはある意味すごい。
既視感はあるものの大泉洋は見ているだけで退屈しないし、池田エライザや松岡茉優といった目の保養も配置されているので、暇つぶしに消費するには程良い映画といった感じ。
牙(KIBA)もポイント
大手出版社・薫風社の社長が犬の散歩中に急に亡くなり、後継争い勃発。専務(佐藤浩市)の赤字雑誌廃刊など思い切った改革と常務(佐野史郎)の赤字だが伝統ある小説雑誌を守る争いが有ったり、カルチャー誌トリニティという雑誌の編集長・速水(大泉洋)の新提案、小説薫風の編集長江波(木村佳乃)からトリニティに異動させられた編集者の高野(松岡茉優)の小説愛、社長の後妻はどっちに付くか、社長の先妻の息子(中村倫也)はどう出る、など思惑が入り混じる話。
騙し合いと言うか、良く動き良く情報を入手しているから勝てるって感じで、序盤は速水の連戦連勝に拍手喝采を送ってた。
最後は、ちょっと意外な結末だったが、カンの良い人なら想定内かも。
大泉洋も良かったが、松岡茉優が主役に思えるほど良かった。あと、池田エライザ、宮沢氷魚、もさりげなく良かった。
金髪vs赤リュック
面白かったー!!
キャラクターが魅力的かどうかが、わたしにとっては一番大事なのですが
速水さん、かなり好きでしたわ〜っ。
常に刺激を求め、攻めて、見透かし、愉しんでる。
なんて魅力的なんだあ〜。
かと思えば最後の本屋さん。
いまの時代だからこそ、あんな本屋さんあったら本当に素敵。
魅力的な俳優さんたちばかりで凄くたのしめました。
シンプルに面白かった!
先の読めない展開が続き、見事に騙されました。
登場人物みんな曲者揃い、それぞれに策略や情熱を持って動くけど、あいつの方が一枚上手…の連続で、誰が最後に勝つのか最後の最後まで分からず、2時間たっぷり楽しめました。
出版業界の権力闘争を主軸に置き、取材を積み重ねて表現する業界の今のリアリティさもありながら、しっかりエンターテイメントとして面白く楽しい作品になっているのが良かったです。
原作からかなり改変されたそうなので、ラストの逆転劇も映画版オリジナルのようですが、なるほどなと思いつつも、ここだけファンタジーにも感じてしまい、他がリアルで説得力があっただけに、ちょっとだけ残念。
でも総合的には満足度の高い娯楽作品だと思います。シンプルに、面白かったです!
予告編の印象とは違って
文句なく面白い。
おちゃらけた予告編から受ける印象よりもよほど骨太だし、提起される問題も切実。
むしろ、廃刊寸前の雑誌編集長が奮闘する感動譚と思わせて観たらコレ、っていう方が話題になったんじゃないのかな…?
大泉洋だけじゃなくて、登場人物もすべて当て書きじゃないの?と思わせるくらいキャスティングも良い。特に映画監督もした池田エライザとか、小林聡美とかね。
演出も簡潔にして、充分。さすが吉田大八!というところか。
今年も邦画は豊作。洋画の大作が公開されないから、ということばかりではなく、良いものが目立ってきましたね。
お勧めです。
1年観続けた予告編。やっと上映です。
それこそハードル上げすぎて、騙されちゃったかな?
出版業界といえば斜陽産業の代表だと個人的には思っている。その中でも小説がメインの出版社が舞台。そりゃ厳しいはず。
W主演の1人、松岡茉優ちゃん演じる高野は最初は小説雑誌の編集にいたんだけど、問題を起こして総務に移動になる。そこにもう1人の主役、大泉洋演じる速水がカルチャー雑誌に引き抜く。そこから物語が展開していく。
チョコチョコ笑えるんだけど、基本は古い物差しと新しい価値観のぶつかり合いだった。宣伝ほど騙し合ってる感は無かったかな。
少し気になったのは、主役の2人が、優秀過ぎって事かな。周囲との衝突なんて気にもせず自分の信じる事に突き進む。かっこよすぎです。
スピーディーな展開であっと言う間にエンディング。楽しかった〜。
出版業界の「アウトレイジ」
出版業界の「アウトレイジ」ですね。一組織の内紛を描いているのも同じですし。登場人物それぞれの野望が、グツグツ煮えたぎっていって、最後に!っとなるまで、面白く観れました。
騙し合いというよりは、人と人とが出会って、ぶつかり合って起こる化学反応で物語がどんどん進んでいくので、最後まで心地良いリズム感がありました。
中盤、主人公のとあるセリフで、劇場一体でドッと笑いが湧くという、映画館ならではの体験も味わえたので、観に行って良かったです。
面白いのは確かだけど、どこが騙し合いなの?
普通にビジネス上の戦略で、全然騙し合いとか全員が嘘ついてるとかは全くなくて、わざわざ“騙し合い”を押した予告はなんの意味がある?このミスリードなくても十分面白いと思った。少し理解を示すならば、確かに開始15分間くらいは寝落ち寸前なくらい退屈で起きとくのが大変だったから冒頭のつかみの弱さ対策かなぁ。。
内容は面白く、大泉洋さんいい上司役上手で、松岡茉優さんの役柄は本に対する真摯な思いや成長がよくわかりました。エライザさんがとにかく素敵です。
騙し合い?
それはないかと。
間違いなく松岡茉優さんが、主人公ですね!
スタートからいい演技で、中盤のコメント、行動とても素晴らしかったです。
おまけにラストは、松岡茉優さんに泣かされちゃいました。
予想とは違いましたが、とてもいい作品でした。
松岡茉優さんの印象がよくなりました。
ルクアのせい
63本目。
ルクアのデッキのビジョンに、映画のプロモーションが流れているせいか、どんな展開か知らず知らず期待している。
何故から始まって、観てたけど、うん?もあれば、成る程と思う所もある。
もう少しの理解力があれば、あとプロモーションの影響がなければ、面白かったと思う。
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